マルコの実力が「四皇幹部」の中でトップクラスに位置するのなら…


現在(998話)ライブフロアにいるマルコはこれからゾロを屋上へ運ぶつもりでいる。

キングとクイーンの邪魔が入るのは間違いないのでようやく「四皇幹部」同士の戦いが見れそうである。

ただしゾロを運ぶのが主な目的なので本格的にやり合うのはまだ先になるだろうが、仮にタイマンだとマルコがキングクイーンどちらであっても優位に戦うことが出来るのであれば四皇幹部としてトップクラスに位置していると見ていいだろう。

だとすればそんなマルコ率いる白ひげ海賊団の残党を倒した黒ひげの実力は一体どの程度なのだろうか。

2年前はマゼランに瞬殺されかけマリンフォードでも失態を見せたが、しかしあの頃は何十年も野心を隠し続けていた後遺症があったという事で色々と勘が鈍っていたと解釈することが出来るかもしれない。※この理論はルッチなどにも適応することができる

それにグラグラの実もだがヤミヤミの実の能力も手に入れたばかりだったと言えるので"悪魔の実の能力者"としてのポテンシャルはルーキーと同じぐらいまだまだ発展の余地があったのは間違いない。

10年ゴムゴムの実の能力者だったルフィですらグランドラインに入り応用技を身に付けていったので「2年前」で描かれた黒ひげの戦闘から四皇となった今の黒ひげの戦いを想像するのはむしろ難しいかもしれない。

だとすればマルコを倒せたのは数で物を言わせたなどではなくしっかりとした実力だった可能性は高いだろう。

しかもそれは1年前の話なのでそこからさらに能力を磨いていれば"覚醒"すらしていてもおかしくはない。

悪魔の実図鑑に載っている実を全て把握していたほど念入りに準備をしていたので悪魔の実の覚醒の条件も能力者になるずっと前から研究していたことは考えられる。なので能力者になってわずか2年といえど既に覚醒した能力者に変貌していても違和感はないだろう。

ちなみに懸賞金額は22億4760万ベリーと四皇の中では破格の低さだが本格的に海賊として活動を始めたのが2年なのを考慮すると数値だけで測れないものがある。

とはいえ他の三人の四皇と本当に同クラスなのかは未だに疑っているがしかしルフィの相手として考えれば相当な難敵になるのは確実だと思う。

カイドウやビッグマムは異次元のレベルにいる気がするので皆で団結してなおかつの要素が絡んでようやく倒せる相手という感じで、黒ひげはルフィが今までの(討ち入りで学んだことも含め)全てを出し切って倒す相手になると予想している。

地力は他の三人の四皇より低くても独特のしぶとさが黒ひげにはある予感がする。敵バージョンのルフィと言ったところだろうか。

今後のマルコの戦いぶりとルフィ達がどの程度カイドウに通用するのか描かれればラスボス候補である黒ひげの実力もそろそろ見えてくるだろう。