プリン以外の三つ目族は…?
プリンの三つ目が覚醒すればポーネグリフの古代文字を読めると言っていたビッグマム。
しかし覚醒するには時間が掛かるようなのでビッグマムはプリンへの期待は捨ててロビンに目を付けている。
判断としては間違っていないと思うが、ただそもそもプリン以外の三つ目族はどうなっているのだろうか?
例えばプリンの父親はハーフどころか純粋な三つ目族だと思うのでその能力に期待するならプリンではなく元夫に頼れば良さそうなものである。捨てた後なので今更自分から会いに行くのは気まずいという事なのだろうか。
今は死んでしまっている可能性もあるので何とも言えないが、ただそれでも他の三つ目族に頼る手はないのだろうか。
それとも三つ目族はプリンしか残っていない…?
真相としてはそれが一番分かりやすいだろう。
この場合プリンの父親が最後の生き残りだった、というわけではなくおそらく三つ目族の血を引いていたプリンの父親に先祖返りによって三つ目が現れ、それをプリンも受け継いだという感じかもしれない。
つまり三つ目族自体は太古の昔に歴史の彼方に消えてしまっているのでプリンに頼るしかなというわけである。
ちなみにひとつなぎの大秘宝がかかっているので夫が生きていれば必死に探しそうなものだがその気配はないのでおそらくもうこの世にはいないのだろう。
ところで太古の昔に存在していたと思われる三つ目族はなぜ絶滅してしまったのだろうか。
もしかしたら三つ目族もルナーリア族と"同じ理由"によって消えてしまったのかもしれない。
理由は分からないが"三つ目"には古代文字を解読できる力があるので天竜人にとって不都合な能力だったのは間違いない。
ビッグマムがその能力の存在を知っているので政府上層部も把握していても不思議じゃない。
なので空白の100年の時ではなくとも秘密を知っていた世界政府にどこかの時点で消されてしまったのかもしれない。
というわけでビッグマムがプリンにしか三つ目の覚醒を頼らない理由を考えてみたが他にも理由は考えられる。本当の理由はこれかもしれない。
おまけとして(2)へつづく。