今も謎多き五老星。

今後重要な役割があるかもしれないが現時点では表舞台に立つことは滅多にない。

しかしたまに現れる時がある。

まず初登場シーンを持ってきてみよう。

政府の頭脳集団のような形で登場している。

海軍はハッキリ言って智将と呼ばれるセンゴクですら智将かどうかはかなり怪しいからこういう存在も必要だろう。（なんせ海軍は意見が対峙したら決闘で物事を決めようとする組織）

そしてクローバー博士によると五老星は世界のトップ。

頭脳集団で権力もかなり高いと思われる五老星だが、しかし世界を完全に動かしているわけではない。

例えば戦争編終了後のこのシーン。

三大勢力の均衡を気にするのならそもそもなぜ戦争の勃発を許したのか。

つまり五老星は政府の権力者だが全てをコントロールしているわけではなさそうだ。

実際赤犬の発言でそれをにおわせるものがある。

天竜人の傀儡という部分は置いといて、要するに五老星は少なくとも現在は世界の真のトップではなさそうだ。（20年以上前は不明）

ここで天竜人と五老星を比べてみる。

風貌や服装が違うのはもちろん基本的な思考自体も違うように見える。

五老星は三大勢力を気にするなど世界の均衡を赤犬のような海軍よりも真面目に考えている。

天竜人は基本的にそういう事には興味がなさそうである。

これが意味するのはつまり、五老星は天竜人ではないのだろう。

貴族関係者の中で地位の高い存在が五老星なのかもしれない。

実際五老星はガンジーのような偉人をモデルにしてある。

この時点で天竜人的な意味での敵ではないのは間違いない。

立場は違えど世界の均衡を気にするというのはシャンクスに近い。（ちなみに均衡を気にするのは五老星とシャンクスぐらいしかいない）

五老星は赤犬に海軍は政府の表の顔と言ったが五老星も政府の表の顔でしかないのだろう。

おそらく真のトップはやはり天竜人だと思われる。

しかしそのトップは普通の天竜人ではなく五老星のように頭脳的かもしれない。

そしてもしかしたらドフラミンゴのように活動的な可能性もある。

ただ政府のトップに関する情報は少なく現在考察できるのはこの程度が限界。

コングのようなものいるが出番が五老星より少ない。

とりあえず自分の予想では五老星は天竜人ではないと思う。超上流階級の貴族辺りではないか。

ちなみに五老星の姿が20年以上前から変わらないように見えるので不老手術経験者という噂があるがこれはありえると思う。

ただ違うなら違うでも問題ないように思えるからこれは遠い先の展開次第だろう。

ちなみにサンジは五老星の家系という噂については（２）で。

追記：最新版の五老星の正体を更新しました。

次の考察をご覧ください…！（単行本派注意）