アニメ「第838話」
"兵器炸裂!ビッグ・マム暗殺の瞬間"
回想部分の感想
人食いを連想させる禁断の回想だったが前回に引き続き原作とほとんど同じように描かれていた。
青ざめた巨人族や笑うシュトロイゼン、ソルソルの実の能力の移譲が描かれなかったらこの回想の役割が果たせないのでカットできないのは当然ではある。
ただ原作よりも回想がじっくり描かれたのは逆に良かったように思えた。
間延びが酷すぎて普段アニメは全く見ないが、この回想の最後の方は原作だとコマ送りのように淡々と進んだのでシュトロイゼンとリンリンの共謀がそれほど伝わらなかった。
しかしアニメだと賞金首になる部分が一連の流れとして上手く描かれていたので、(あとソルソルの実が使えると気づいた部分も)
これはアニオリ要素が上手く働いたケースといえるかもしれない。
ちなみにシュトロイゼンが全ての元凶のように思えるが当のリンリンもどう見ても破壊活動を楽しんでいるので、そうやって堕ちていく様子もアニメの方が回想時間が長かった分よく伝わったように見えた。
というわけで去年この展開を最初に読んだ(知った)時はあまりの衝撃であの巨人族のように唖然となったが、こうやって見るとビッグマム誕生の経緯がしっかり描かれているので歴代の回想と比べてもかなりよく出来ていると最近考え直した。
でもやっぱりぐろいのは変わらない。(SBSでもこの先真相は絶対に明らかにされないだろう)