カタクリがルフィに問いかけた事は伏線になるのか
(896話までの情報あり)
倒れる間際、カタクリはルフィに聞いた。
そこから先のやり取りはワンピース屈指の名シーンだと個人的には思うが、ここで取り上げたいのはカタクリの問いの意味である。
それを文字通りで受け止めればやる気満々のルフィは今後本当にビッグマムを倒しに来るだろう。
つまり麦わらの一味VSビッグマム海賊団の第2ラウンドが待っていることになる。
それがどこで行われるのかは分からないが、いつかルフィVSビッグマムの戦いが再度あるわけである。
お茶会の時は全く歯が立たなかったが次会う時はギア5もしくは悪魔の実の覚醒を用いて対抗するかもしれない。
(見聞色の覇気とスネイクマンを高い精度で使っても流石にビッグマム相手じゃ焼け石に水と思われる)
というのが考えられる可能性のひとつ。
だがそのカタクリの問いには今のとは全く違う意味が含まれている可能性もある。
その問いは比喩みたいなもので実際は近々再戦があることを仄めかしているわけじゃないのだ。
本当のその意味はルフィの「志」(こころざし)を問いたのかもしれない。
つまりカタクリの言った"ビッグマム"は強大な敵を意味しているわけで本当にマムをぶっ倒しにホールケーキアイランドに戻って来るのかと問いたわけじゃないことになる。
ここで話を少し変えて、ルフィ達は最終的にビッグマム海賊団と和解するだろうか?
極上のケーキによってビッグマムの心が浄化され全て許すという仮説があった。
だがカタクリの問いにルフィは「勿論だ!!!おれは海賊王になる男だ!!」と啖呵を切っているのでその可能性はかなり低くなった気がする。
なぜならこの先ビッグマムと和解するとそのルフィの意気込みがゆるんでしまいかねないからである。更にはその後に続くカタクリの名言にも影響があるだろう。
ではこの先どうやったらルフィはビッグマムと和解せずに戦わないルートへ行けるのか。
道は一つしかないと思う。
それはこのサイトで何度も言い続けているビッグマム死亡のルートである。
話を戻して、つまりカタクリの発言はむしろルフィとビッグマムがこの先絶対に戦わない(戦えない状況になる)のを示唆しているというわけである。
実際そう解釈すると二人のやり取りはより一層深みを増す気がする。
このような理由もあって900話でビッグマムの死が暗喩されると思うのである。
ちなみにどのような形で死ぬのかについては"第900話で待っている衝撃の展開とは"などの考察をご覧ください……