2年前のルフィに負けた=弱いという図式は本当に成立するのか?
2年前のルフィといえば覇気をまだ習得しておらずロギア系相手には弱点を付く方法でのみ戦っていた。
そしてCP9以前だとドーピングのような効果があるとされるギア2無しで戦っていた実力である。
東の頃の海の敵を除き大ボス扱いできるキャラのみを考慮するとクロコダイル、エネル、ルッチ、モリアの四人がいる。
しかしモリアの場合最終的に暴走して自滅したので今回の検証から除外しよう。
そうなるとギア2以前のルフィに負けた敵はクロコダイル、エネル、そして覇気習得前に負けた敵はルッチという事になる。
ここで問題になるのはクロコダイル。
覇気どころかギアすら覚えていないルフィに負けたという事でかなり弱い印象があるのは確かだが実際本当に弱いのだろうか?
単純な戦績で考えると弱いとなってしまうがクロコダイルは仮にも七武海。
おまけに新世界経験者でエースのように白ひげにまで挑んだ事のある実力者である。
政府から信頼されていたほどの強者がひよっこのルーキーより弱いというのはどうも腑に落ちない。
いくらルフィがそこらの海賊より強くても単純に考えるとパワーバランスがおかしいのは明らかである。
そこで今回クロコダイル=弱いという図式を引っくり返す検証をしてみる。
そしてそれによってなぜエネルがまだ強キャラ(5億台)に属しているのか、そしてなぜルッチが再度ボスっぽい立ち位置で登場したのかを説明してみよう。
(2)へつづく。