「世界最高の戦争」を始めたかったカイドウはどこへ??
(930話までの展開含む)
自〇が趣味のカイドウ。
世界最高の戦争を始め退屈な世界を壊すのが夢であった。
だがビッグマムが迫っていると聞くと様子が一変した。
明らかに取り乱している…
というかそもそもカイドウは戦争勃発を望んでいたのではなかったのか?
と突っ込んだ人は多かれ少なかれいるだろう。
その疑問についての解釈はいくつか浮かんでいるので紹介しよう。
1.ただのハッタリだった
思い出して見ると趣味にチャレンジし失敗した時にあのようなことを叫んでいた。
つまりあの時は上手くいなかったことによって腹が立っていた可能性がある。
それに運悪くキッド達に趣味を目撃されたこともありカッコつけてちょっと皆の前で大それた事を口走ったというわけである。(本心では世界最高の戦争は別に起こしたいわけじゃなかった)
2.今はその時じゃない
実際にカイドウは大戦争を望んでいるのだが、だからこそ準備が整っていないこのタイミングで戦争が起きるのは避けたかったのかもしれない。
戦争の規模もワノ国内で収まるだろうし今まで準備してきた計画が全て台無しになる可能性があったのでどうしてもリンリンには来てほしくなかったというわけである。
ちなみに今回のカイドウの反応で一つ分かったことは一隻の船に乗ってやって来れる人数程度でもビッグマム海賊団は本拠地にいるカイドウ軍に対抗できるレベルであるということ。(キング一人に撃沈されたが…)
ビッグマム海賊団が総合力で強いのかそれともカイドウ軍がカイドウ以外あまり大したことがないのかは謎である…
3.酔っていた
この可能性は1と似ているがカイドウは酒癖が悪い。
龍になってジャックの前に現れた時もかなり酔っていた。
もしかしたら趣味をやる前に酒を飲んでいたかもしれない。
カイドウは実際に戦争を起こしたいのだが四皇同士がぶつかるようなスケールの戦争は本当は嫌なのだ。
だがあの時は酔っていたので望んでいる戦争のスケールをつい大きく言ったというわけである。
まあおそらく2が一番的を射ているとは思うが、しかしビッグマム襲来にあたふたした姿が映ったので怒れる伝説の最強生物的な印象は随分吹っ飛んだ感じはする。下手したらそれはもう戻ってこないだろう。
こうやって比較するとやはり以前より縮んでいるようにみえる。
リンリンの圧力はカイドウを精神的だけじゃなくフィジカル的にも縮める強さがあるのかもしれない。
ちなみに今回カイドウは取り乱して部下達に指示(文句)を言うだけだったがそれを見て自分で空飛んで攻撃しにいけよ!と思ったのは私だけでしょうか?
デタラメに強いのだからそれが一番手っ取り早く確実だったはずだ。
やっぱり一生の恩とやらがあるので顔を合わせるのすら何か気まずいのかもしれない…