討ち入りがこのまま進めば「大看板への挑戦権」の話はどうなる?


討ち入りが始まる前指名制で"大看板への挑戦権"の話がカイドウ陣営で持ち上がった。

その話もあってこの討ち入りは一度失敗で終わるという予想を有力視していたが、現在1026話まで進んだ感じだとここで決着が着く方が期待値はハッキリ高そうである。

しかしこれからカイドウがやられるのであれば大看板への挑戦権の話は出た意味があったのだろうか。

ただこのままその話が無かった事になるとしても、年功序列コネで立場は決まらず完全な実力主義でのし上がることができる海賊団というのが示されただけでも意味はあったと思う。

100巻のSBSでもうるティとページワンは実力で今のポジションにいる事が明らかになったので辻褄は取れている。

ちなみに大看板への挑戦権が実際に行われたと仮定すると、アプーはジャックと入れ替わっても違和感はないと思う。

初見殺しの能力といい、キッド、ゾロ、ドレークの攻撃を受けても戦闘不能にならないタフさといい飛び六胞ですらないが実力は相当なものだろう。

少なくともジンベエに歯が立たず情けなく倒されたフーズ・フーより強いのは間違いない。飛び六胞の中で最強クラスの雰囲気を出していたがササキと共に期待外れだった…

でもそもそもジンベエは元七武海の猛者だしフランキーも覇気が使えないだけで一味の立派な戦闘員なので二人が"弱かった"わけじゃないとも思う。

しかし飛び六胞全員の戦闘が終わった今振り返るとその中で誰も大看板に相応しい実力者はいなかったのは確かだろう。

というわけで結局その話がなかったことになったのは問題なかったと思えるが、ただもしかしたら当初の予定だと鬼退治はもっと長引く予定だった可能性はあるかもしれない。

そう思った描写に興味があれば(2)をご覧あれ。