ONE PIECEを読み解く!

遺伝子操作技術やクローン技術は別に飛躍しすぎじゃない

※840話までの情報あり

840話でヴィンスモーク兄弟が遺伝子操作技術による"デザイナーベビー"であると判明したが、これについてワンピースの世界観を考えた時未来すぎないかと思った人は結構いるかもしれない。

今これを取り上げた時本編は849話まで進んでいるが、約10話も経ってこの事を取り上げたほど個人的にはほとんど気にならなかった

その理由はこれである。

パシフィスタ

500年先の科学技術レベルに達しているというベガパンクの研究によって生まれた存在。

レーザーも発射できるほど優れた兵器。

この存在が出た時点で、この先どんなのが出てきても不思議じゃないなと当時から思ったのでジェルマの科学力にも違和感を持たなかったのである。

しかもジェルマの技術も作中においてある意味本当の"ジョーカー"のような存在であるベガパンクが関わっていると判明したので更に違和感は消滅した。(ベガパンクが関与すればあらゆる事が何でもありに思える)

ただここである疑問がよぎる。

おそらくワンピース読者の誰もが一度は思ったであろう、なぜ飛行技術が進歩していないのかである、

一般に広まっておらずともベガパンクは政府に属しているので海軍やCPなどが飛行機を使っていてもおかしくないと思うだろう。

しかしそれについてはこう考えられる。

500年先の頭脳であろうと、"航空力学"まではカバー出来ていない

何らかの理由でそっち関係の発想力がベガパンクにはないのだ。

だからどれだけ賢くても基礎が思いつかなければ発展しないというわけである。

ちなみにある時こう考えた事がある。

もし他の宇宙があったとして、ここと同じような世界だとする、

そこの科学技術の発展は本当に全ての分野で同じ水準なのだろうか?

と。

例えば重力(重力波)の研究はこちらより進んでいるがコンピュータの進歩はこちらより遅いという具合である。

今ので何が言いたかったのか伝わっていれば幸いである。

とにかくワンピース世界で航空技術が発展していないのは矛盾というほどの事ではないということである。

逆に遺伝子工学がやけに進んでいてもベガパンクが関与していれば何の問題もないということである。

ではこれを応用して(2)で他のことも考えてみる。(ボニーについても少し触れている)

ページのトップへ戻る