なぜカイドウは死にたがってるのか?
死にたがり屋のカイドウだが、そもそも何故死にたがっているのか?
このサイトではカイドウに関する様々な分析を行ったが肝心のカイドウが持っている死の願望がどこから来ているのかという分析はまだしていなかった。
というわけで早速考えてみる。
可能性1.海軍に捕まり何度も痛い目にあったのが今でも堪えている
いくら四皇に登りつめたカイドウでもこれはやっぱり結構堪えたのではないか。
ただしクロコダイルやMr.1はインペルダウンで結構平気だったからこれだけが理由とは思えない。
可能性2.モリアと互角だったりしたのが今でも堪えている
海賊として7度の敗北を喫し、海軍又は敵船に捕まること18回というナレーションがあるように結構荒れた戦績を持っている。
現在は四皇だが昔の敗北が今でも傷になってるのかもしれない。
とはいえ過去の敗北だけが原因で死のうとはしないだろう。
そもそも現在はトップクラスに位置しているのだからこれは乗り越えているはず。
というわけでこれも主な理由とは考えにくい。
可能性3.鬼ヶ島が滅んだのが原因?
鬼退治は既に終了している?の中で触れた説が正しいのならカイドウの本当の故郷は既に滅びている。
それが悲しくて死にたいのかもしれない。
この可能性は最初結構あると思ったが、ただセンチメンタルな話になりすぎる気もするからどうだろうか。
もうちょっと"悪役"としてスッキリした理由があるかもしれない。
そこで次の仮説である。
可能性4.不老手術の"副作用"が原因?
自分はこの可能性が最も高いと予想している。
そもそも本当に不老手術経験者かどうかすらまだ判明していないが、もし本当に経験者であれば、この術を受けると不死身になれる代わりにとんでもないものを失ってしまう副作用があるのではないかと予想している。
それは"感覚"である。
カイドウは空島からダイブして地面の下から這い上がった時「頭いてェ」と言いはしたが本当に痛かったわけじゃなくノリで言っただけなのかもしれない。
※自分の体じゃなくても物をぶつけた時、たまに痛っと言う事があるように(…経験ある?)
もしオペオペの実の"不老手術の方法"を検証の中で推測した不老手術=凍れる時の秘法説が正しいのならカイドウの肉体と魂は直接感覚的に繋がってはいない。(肉体の時間が停止しているから)
つまり感覚を失っているカイドウは酒を飲んでも酒の味は分からず、というような状態にある。
これが嫌で死にたがってるのかもしれない。
自分で言うのも何だがこれは結構説得力があると思う。
ちなみにこの説を更に後押しするちょっと面白い繋がりが別の海賊作品に存在する。
何の事かは(2)へつづく。(ヒント:ジャック・スパロウ)