なぜ"最強の存在"ではなく"最強の剣士"の称号を求める奴らがいるのか?
現在世界最強の剣士の座にいるのはミホーク。
生前は世界最強の男の称号を持っていた白ひげ。
さらに最強生物と噂されるカイドウもいる。
明らかに最強の称号が乱立しているのはともかく、剣士枠だけスポーツ的な印象があると思うのは自分だけだろうか。
実際純粋に最強の存在を目指すのならわざわざ剣士である必要はない。
剣も銃も格闘術も悪魔の実も使えるものはなんでも使ってそこを目指せばいい。剣術は一つの手段でしかない。
だが奴らは剣士を名乗り剣士として戦う。
それはなぜか。
それはきっとそこには特別な名誉があるからだ。
たとえばローが剣士を名乗りオペオペの実も使いつつミホークに勝ったとしても、世間はそんなローを最強の剣士だと認めることはないだろう。
悪魔の実の能力のおかげで勝ったんだとしか思わないはずだ。
そこにきっと名誉はないだろう。
実際ほとんどの海賊達は強さの称号は求めておらず海賊王というアウトローNo.1の座を狙っている。
海軍の将校達も特に世界最強の海兵などは狙ってなさそうに見える。
だがシャンクスとミホークの決闘の日々が伝説と語り継がれているように剣士同士の戦いは人々を惹きつける何かがそこはあるのだろう。
だから奴らは剣士を名乗り、その最強の座を狙うのだ…
というポエムっぽい感じの考察はいかがだったでしょうか。
ただ本当にそこに特別な名誉がない限り最強の剣士という称号はあまり意味がない気がするのだ。
何もなければ「たとえ"最強"でも強い能力者には勝てないんだよね…」などと言われるだけと思うので尊敬される度合いに関してはタイマン最強と言われるカイドウよりミホークの方が高いと思う。
とはいえ、剣士として最強でも糸が切れないのはさすがにまずい(世間が知ったら失望する)と思うので剣豪の名誉の為にも次こそはゾロに鳥かごをぶった斬ってもらいたい。
なのでおそらくミホークがあの場にいたら鳥かごはバラバラになっていたと思う。そう信じている…