モモの助もカイドウのように"龍"として様々な技を使うことができるのか?


ウオウオの実「幻獣種」モデル"青龍"の能力者であるカイドウは多彩な技を繰り出すことができる。

"雲"を生み出しその力によって自ら飛ぶことが出来るだけじゃなく島一つ丸ごと飛ばせることも出来る。

さらに竜巻も発生させることができ、かまいたちも起こせ、そして口からはかいこうせんを放つこともできる。

同じく"龍"になれるモモの助だが自ら空を飛ぶこと以外の技は使ったことがない。

ベガパンクが作った失敗作の人工悪魔の実を食べたのでそれが限界なのかもしれないと思っていたが、しかしその悪魔の実はカイドウの血統因子を元に作られたものだと1007話で明らかになった。

なのでただ"幻獣としての龍を模した悪魔の実"ではなくカイドウが食べた"青龍"としての能力も実はモモの助が気付いていないだけで組み込まれているかもしれない。

そのCP-0の発言は実は失敗作じゃなかった(ベガパンクが嘘をついた)ことを仄めかしているようにも取れるのでそれが真実である場合、モモの助もいずれそのような多彩な技を使えるようになる可能性は0じゃないだろう。

しかし本当に不完全品として失敗作だった可能性もある。

昔から疑問だったのだがその悪魔の実の能力者はどうやって"特殊な能力"が自分の中に秘められていると気付くのだろうか。

これはビッグマムの例が参考になるかもしれない。

ルフィは最初無自覚に腕が伸びてゴムゴムの実の能力者になったことに気付いたが、ソルソルの実の場合は無自覚に気付ける種類ではない。

しかしビッグマムは能力者になってほとんどすぐにソルソルの実の力が宿っていることに気付いたので、この例を参考にして予想すると能力者になると暫くして何となく何かの能力が使えることが分かるようになるのかもしれない。

なのでルフィの場合も食べてあまりにもすぐだったので何か体に変化が起きたと自覚する前に能力者だと気付いただけであって、少し時間が経てば何かやれるとビッグマムのように自然に気付くことになっていたのかもしれない。

つまりこの推測が正しいのであればモモの助はカイドウのように技を使えない可能性が高いことになる。

この場合"失敗作"というのは本当で空を飛ぶ能力しか人工悪魔の実に組み込むことが出来なかったのを意味していたと解釈することができる。

つまり「失敗作で本当によかった」という台詞はあんな恐ろしい能力の数々が秘められていなくてよかったという意味になるわけである。

しかし他にも可能性がある。

この真相は実は悪魔の実の"覚醒"のメカニズムと繋がっているとしたらどうだろうか。

1023話の展開を考慮した予想は(2)へつづく。