オニ丸は能力者なのか?


河松と出会う前は鈴後の大名であった霜月牛マルの元にいたオニ丸。

河松と離れ離れになった後は牛鬼丸という"人の姿"で墓荒しから刀を守ったりしていた。

オニ丸の話が描かれた当時はまんが日本昔ばなしのような印象を持ったので深く真相は考えなかったが、あれから60話以上(!)が経過したのでその件について今からちょっと考えてみる。

リアル妖狐として解釈した方が"夢"があるのは確かだが悪魔の実の能力者である方がしっくり来るのは間違いない。

例えば雷ぞうは当初純粋な忍術の使い手かと思われたが実際はマキマキの実の能力者の可能性が高い。

実際ガチの忍術が普通に登場すると悪魔の実の存在意義が失われかねないので雷ぞうも錦えもん同様に能力者だったという方がしっくり来る。

なのでオニ丸も能力者である方が色々と面倒じゃないだろう。

ただそうなのであればオニ丸が食べた悪魔の実は何なのだろうか。

マネマネの実イヌイヌの実 "九尾の狐"じゃないのは確定しているので予想するにはもっと想像力を掻き立てる必要がある。

そもそも"この姿"はどこから来たのだろうか。

キツネが人に化けた姿というよりたぬきが人に化けた姿っぽいと当初から思っていた。

もしもそれがヒントになっているのであれば、オニ丸が食べた悪魔の実は"イヌイヌの実"のたぬきの幻獣種かもしれない。

普通の「イヌイヌの実 モデルたぬき」は飛徹の茶釜が食べているので本当にたぬきの実であれば幻獣種で違いない。

たぬきも狐同様に人を化かす逸話があるのでそれが悪魔の実の能力として反映されていれば話は丸く収まりそうである。

ちなみに霜月牛マルにも河松にも似ていないので親しかった人の姿を参考にはしていない。

本人がただ動きやすい(戦いやすい)ようにと漠然と"人"の姿を想像した結果だとすれば、あの姿は人となって墓荒らしから刀を守ろうと思ったオニ丸の"執念"がたぬきの能力に反映されて誕生したものというわけである。

まんが日本昔ばなしからは離れたがこれはこれでありだと思うので幻獣種のたぬきじゃなくてもオニ丸の心(魂)がそこにあれば悪魔の実が真相というのは問題はないと思います。

ただし牛鬼丸の姿が悪魔の実で説明できるとしてももう一つオニ丸には謎が残っている。

この続きはおまけとして(2)へつづく。