「トットランド史上最悪の事件」とは?
ホールケーキアイランド編のラストに待ち受けているものとは…

現在894話まで来ており900話まで残り6話。

そこでキリ良くホールケーキアイランド編(WCI編)が終わるかは分からないがクライマックスに近づいている気配は確かにある。(半年前から同じことを言っているが今度こそ本当だろう)

というわけで今からこの長編がどのようにして終わるのかを改めて考えてみる。

和解ルートはなさそうだが完全に切り捨てることはできない。

ベッジ達がケーキを運びルフィ達はもう関与しないと思われるので尚更だが、だからこそワノ国編の中盤辺りでビッグマム海賊団がひょっこり現れケーキの恩返しとして一味の味方側になるかもしれない。

その場合ビッグマムがケーキを食べた後どうなったのか描写されずにWCI編は終わりを迎えるだろう。(だからこそ一味がケーキから離れたのはその伏線と捉えることができる)

しかし一味がケーキから離れたことを全く違う解釈で捉えることもできる。

以前も言った気がするがあまりのケーキのおいしさにその場にある"もの"全て食おうとするという衝撃のエンド。

それを後日談として読者も含め聞かされる為に別行動になっているわけである。

(一味の目の前で人食いが発生したらさすがのサンジもトラウマになって二度と料理を作らなくなるかもしれないから)

そしてそこからさらに予想を広げることができる。

それが893話の考察で言っていた「トットランド史上最悪の事件」(予想)である。

ビッグマムがケーキの置かれたふんわり島の住人を食べただけでもかなりの事件であるが、もしもそこでペロスペロー(悪魔の実の能力者)を食べたらどうなるのか。

マザー・カルメルの能力が共食いによってビッグマムに移ったと思われるので悪魔の実の能力者を食うことで能力を得られる可能性は高い。

ということはビッグマムがペロスペローに限らず誰か一人でも能力者を食べると悪魔の実を二個食べたことと同じになる。

黒ひげのような例外を除き体が異形じゃない人間が悪魔の実を二個以上食べると死ぬ制約が存在している。

たとえ体が頑丈でもそれは同じだろう。

ここで話を一旦変えて、誰がどうやってビッグマムを倒すのか?という疑問が自分の中で昔からある。

たとえ人食いモンスターといえどビッグマムは一応「女」である。(しかも子持ち)

主人公がそのような存在を殴って倒すという図が魚人島の時から自分の中では浮かばない。

いや限りなく悪魔に近いのでそこに倫理は何も挟まらないとは思うが、しかしそれでもそのような事が起きるのか未だに疑っている。

だがもしもここでビッグマムが自滅すればその問題は解決する。

さらにこの先ビッグマムとカイドウの怪物二人を相手にする必要がなくなる。

つまり大ボスがカイドウ一人に絞られるので話はスッキリするだろう。

カタクリのような子供達だけでも充分強いのでこの先関わるのはビッグマム海賊団の残党だけになるかもしれない。

白ひげ海賊団とその点共通しているのでワノ国で待っている凄い戦いのバランスが取られると考えることもできる。

つまりもしビッグマム海賊団との和解があるのであればそれはカタクリ率いるビッグマム海賊団の残党とかもしれない。

ちなみにその中にはプリンも含まれる。(これでプリンの進退問題は見事に解決する)

さらにフランペの熱意ある行動でカタクリに従わない子供達もおり、その集団が新ビッグマム海賊団と名乗り色々やらかすのである。(むしろこっちの方が人数的には多いかもしれない)

つまり最近のカタクリ関連の話は今説明した未来の展開の伏線と考えることができるわけである。(本当に当たったら大きな拍手をお願いします)

ちなみにペロスペローの発言を聞く限りトットランドを維持する能力は完全にビッグマムに依存しているようなのでビッグマムが破裂して亡き者になれば同時に国の終わりを意味する。

だからそれはトットランド史上最悪の事件と言えるわけである。

というわけでどちらであろうとトットランドにとってはヤバい結末が待っていると思う。

しかし最初に言ったようにトットランドにとってもルフィ達にとっても穏便な形で終わる可能性は0じゃない。

その鍵は現在のビッグマムの体型にある。

どういう事かはおまけとして(2)へつづく。