コウシロウの先祖はなぜ「東の海」に辿り着いたのか?
そしてなぜ「スナッチ」の意味が変わったのか?

ワノ国は北の海西の海の間にあるグランドライン新世界側の島である。

そこから東の海へ向かうのはそもそもかなり困難。

レッドラインを登り陸伝いに東の海と北の海側へ行きそして東の海へ降りるという方法が一つ。

グランドラインを逆走し魚人島を通り前半の海へ出た後そこからカームベルトを超え東の海へ向かう方法。

もう一つはグランドラインの入口へ通じている逆流する川へ向かい双子岬へたどり着いた後に同じくカームベルトを超えて東の海へ向かう方法。

他にも裏技としてカイドウのような飛行能力を持った能力者が皆を連れレッドラインを一直線に超えるというのもあるだろうが、コウシロウの先祖たちはおそらく船で辿り着いたはずだ。(その方が夢がある)

しかしなぜわざわざ東の海だったのだろうか?

その理由はワノ国から最も離れた地へ向かいたかったから……という理由かもしれないし、単に遭難した挙句辿り着いた場所がたまたま東の海だったという理由かもしれない。

ビブルカードどころかログポースすら持っていたのか怪しいので遭難したという理由が一番しっくり来る気がするが、

というかそもそもなぜワノ国を離れたのだろうか?

鎖国によって海外へ向かうのも禁止されていた可能性があるのでコウシロウの先祖達は普通の住人ではなかったと思われる。

おそらく二度と帰ってこれないとしても海へ飛び出し冒険をしたかったというのが理由かもしれない。

島流し(国外追放)調査団(だったが遭難し紆余曲折経て東の海まで来てしまった)の可能性もあるが命懸けで冒険に出たという方がこれも夢があるだろう。

ただ当時から白舞の大名だったと思われる霜月家の名を取ってシモツキ村を作っているので霜月から送られた調査団という可能性は実際あるかもしれない。

その場合元々はもっと近くの島へ向かう予定だったのだが遭難してしまい帰ってこれなくなったのだろう。

そして"スナッチ"の意味が変わったと思われる件についてはおそらくオロチが絡んでいるとみている。

スナッチは白舞独自の掛け声で勇気が出るまじないの意味だったが白舞の侍達が最後まで抵抗したのでその後スナッチを忌み嫌われるような意味に変えたというわけである。

ただ一つ引っかかる点は同じく20年の時を超えたお菊(菊の丞)がスナッチの掛け声をモモの助に禁止したので、その説は違う可能性もある。

錦えもん達と別れた後にスナッチの掛け声を始めて知り"それ"が本来の意味だと思ったのなら話は変わるがどうだろうか。

オロチは関係なくずっと前に意味が変化したのならコウシロウの先祖が海に飛び出したことが理由で当時の白舞の大名が意味を変えたのかもしれない。

禁止されていた海へ出たことに腹を立ててその土地でもっとも強かった侍であったコウシロウの先祖への当てつけという感じである。

その場合当時の大名は霜月家ではなく、霜月家とコウシロウの先祖は同志とかそんな関係だったのかもしれない。

というか思い出して見ると、お菊は九里の古い方言と比べていたのでオロチは関係なさそうである。

だとしたらこれは一体どうなっているのだ……

何だろうとコウシロウが思わぬ形で注目される展開になったのは興味深い。

ただ以前も言ったように個人的にはゾロはワノ国の血を引いてない方が良いと思う。

引いてたとしてもLのように1/4ぐらいが丁度いいのではないだろうか。

(ちなみに反対している理由は92巻のSBS情報で説明しているのでそちらをご覧あれ)