ワノ国編開始が延期になった理由とは
前回ワノ国編の開始が2018年どころか2019年どころか、2020年の可能性すらあり得るという情報を取り上げた。
(ワノ国編の開始時期に関する衝撃の事実が明らかになっていた…!)
作者の言葉によるものなので信憑性は非常に高い。
2016年の年末には2017年開始と言われていたのになぜ予定がこうも大幅に変更されたのか、今からその原因を真剣に考えてみる。
そもそも2017年スタートに無理があったのかもしれない。
単にホールケーキアイランド(WCI)編が今年中に終わるだけじゃなく世界会議(レヴェリー)もこなす必要がある。
現在のところレヴェリー編がどれだけの話の広がりを持っているのか不明だが、ビビも出席するしジェルマも出席できる権限を持っている。
他にも様々な人物が一堂に集まるわけだがそれだけ作中においても重要なイベントを軽く描くとは思えない。
ちなみに番外編的だったデービーバックファイトですら32巻の終わりから34巻の始まり、15話ほど消費している。
重要な世界会議がそれより短く収まるとは少し考えにくいが、それでもそのぐらいの長さでまとまるとする。
そこに休載を加えると約5ヵ月ほど掛かることになる。
WCI編が7月に終わっていればこのスケジュールは不可能じゃなかったかもしれないが、その場合WCI編がかなり急ぎ足な展開になっていただろう。
おそらくある時気付いたのかもしれない。
「あれ?これ無理があるんじゃないか?」
もしもルフィ達が得るものだけ得て無傷で帰れる展開ならば当初の予定通り進んだかもしれない。
しかしその展開自体が無理があると途中で気付いたとすれば、これは辻褄が合う気がする。
四皇の庭に少数で大した計画性もなしに踏み込んでいるのに簡単に逃げれるわけがない。
だから現在は開き直ってWCI編は延長戦に入ったのだろう。
それに以前も言ったがベッジ達のキャラが引き立ったのも理由としてありそうだ。
個性が出てきたのに今更適当に扱えないというわけである。
さらにプリンに関しても「このまま"演技派のサイコ"で通していいのだろうか」と途中で考え直した可能性がある。
なので、「どうせ今年中にワノ国の冒険を描くのが無理ならWCI編をもっとじっくり描こう」と開き直り今のようになってるのかもしれないわけである。
実際最近の展開は以前の展開をループした感じだったりしているので早く終わらせようとする意図は全く見えない。
ルフィが珍しく戦闘に熱くなっているのもそういう理由があるのかもしれない。
というわけでこの読みが正しいのならWCI編は延長戦としてまだまだ続く可能性があり、世界会議もかなりじっくり進むかもしれない。
20周年記念を逃したのだから逆にもうワノ国への焦りはないだろう。
焦りといえばもしかしたらワノ国編を絶対成功させなければならないというプレッシャーも延期になった理由としてある気がする。
急ぎ足でスタートさせたら構想が追い付かなくなる危険性がある。
なのでワノ国の冒険をどうするのか改めて見直す期間として1~2年延期したとも考えられる。
その間WCI編をじっくり描き、レヴェリーもおそらく長くなり、そしてネコマムシの冒険なんかも挟まったりする…?
ワノ国では登場するキャラが多いと思われるのでその準備段階も結構長いかもしれない。
2020年完結どころか2020年にようやくワノ国編が始まるかもしれないワンピース。
作品として完結するのは本当に2030年頃かもしれない。
そういえば延期になった理由としてもう一つ思い当たる節がある。
このサイトのあのアドバイスが効いたのかもしれない。
おまけとしてこの話は(2)へつづきます。