"ギア5"記念
今まで描写されたカートゥーンっぽいシーンまとめ
1044話でニカが覚醒して文字通り異次元の展開が繰り広げられているワンピース。
唐突な印象を持った読者も多いと思うが、しかし振り返ってみるとONE PIECEではトゥーンチックなシーンは今までも色々と描かれている。
ルフィ以外のシーンも含めちょっとまとめてみる。
■クラッカー戦後のルフィ
クラッカーを食いまくって太ったルフィがあっという間に痩せていくシーン。
人間としてはもちろんゴムの性質としてもあり得るのかと当時から思っていたりしたが、ニカの性質だったとすれば納得である。
■歯が治った
牛乳を飲んですぐに歯が治るというまさにカートゥーンな描写もあったがこれは本当にゴム関係あるのかと当時ハッキリ思っていたので今になって見ると納得である。(当時は"悪魔の実の能力者"の特異体質として解釈していた)
ブルックの方は"魂"が骨に直接結びついているのであり得るのかもしれないが、隣にルフィがいたのでニカの影響もあったりしたのかもしれない。
■水ルフィ
水もれ、つまり腹と背中に風穴が開いている状態であるがルフィは無事だった。
あと水を飲むと簡単にミイラ化した部分が復活するのもトゥーンチックである。
ちなみに現在の展開に対するワンピース読者の反応は水ルフィを見たロビンとクロコダイルのように分かれているというTweetを見かけたが的確だと思いました。
■モルガンズ
ミンク族ともちょっと違うカートゥーン世界の住人のような風貌をしていたモルガンズ。
今思えばモルガンズの登場はこの展開を示唆していたようにも取れるだろう。
■オーズ戦
ナイト・メア・ルフィがオーズの背中に乗ってオーズにジャーマン・スープレックスを決めたシーンがあった。
地味ではあるが物理法則に反していたのでニカの仕業だったとすれば納得である。
他にもヒグマがルフィにダメージを負わせていたり、あとガープが覇気を籠めていない拳(SBS参照)でルフィにダメージを与えていたりとゴムゴムの実の能力のコンセプトに反する描写は昔から色々あったので、この展開はONE PIECEとしてそれほど突拍子もないものじゃないと解釈することはできるだろう。
そして今回の展開を見てスリラーバークであったあのシーンがやっと納得できると思った。
これはルフィとは関係ないが間違いなく自分以外にも当時違和感を持った人はいたと思う。これと比べればナイト・メア・ルフィのジャーマンスープレックスはリアルである。
何のことかは(2)へつづく。