第97巻感想「パート2」
カイドウの息子(娘)ヤマト登場!
道に迷っていたカン十郎がオロチの元に到着したことにより錦えもん達が島へ向かっていることがついにバレてしまう。
福ロクジュが錦えもん達の乗って来た船を全て沈める策にはまり問題ないとオロチに伝えるも"小心者"ゆえに警戒心を緩めなかったのは痛いところである。
途中でモモの助が小刀を拾うシーンがあったので隙を見て上手く逃げ出すことになる展開も考えられたが結局はオロチの人質になってしまった。
そしてアプーにやられかけたルフィが次に対決した相手がまさかのうるティ。
予想外の組み合わせだった上に"無礼者 meets 無礼者"のタイトルまで付いたのでどのような戦いになるのか興味深かったが、ヤマトの乱入によってうやむやに。
しかし獣型のうるティと素のルフィではうるティの方が圧倒的に力が上回っているのは分かった。
ただし身のこなしは素のルフィでも翻弄できたのでうるティページワン姉弟は純粋にパワーとタフネスに頼っているように見える。今後一味の誰かが相手をするのなら力相手には力という事でゾロ、ジンベエ辺りと対決するのかもしくは…?
古代種のタフさによってすぐに回復したもののそんなうるティを一発で気絶させたヤマト。雷鳴八卦を使うところといい「カイドウの息子」だけはある。
存在が触れられた時から強者だが性格はカイドウと真逆で一味の味方になるかもしれないと予想していたのでここまでは驚くところじゃなかったが、
まさかヤマトなでしこだとは夢にも思わなかった。
こういう裏のかき方は流石である。
しかもただ意表を突いただけじゃなく"10人目"になりそうな雰囲気すらある。
ルフィのことをずっと待っておりエースの事を知っている、そして行方不明だったおでんの日誌を拾っておりおでんに憧れワノ国開国を目指している─── 顔出し1話目でこれなのでこれは期待が持てるだろう!
という感じで97巻も興味深い内容であった。
ビッグマム海賊団はWCI編での敵だったので討ち入りでは休憩という感じだろうか。しかしペロスペローは一人食い下がったので不安要素して残っているのが気になる。
しかし反乱側もマルコという強力な助っ人が来たのでプラスマイナス0、もしくはプラスの方が上回っている気もするのでビッグマム以外は気にする必要はないかもしれない。
そしてネコマムシだけじゃなくイゾウも戻りお菊達との久しぶりの再会は熱くなった。名シーンの一つに数えたい。
ちなみにSBS情報はすでにパート3まで取り上げていますがワケあって他のも取り上げることにしたので単行本の修正シーンと合わせて興味があれば次の補足を見てください。