バクバクファクトリー説!?
黒ひげの正体について改めて考えてみる
(最新版)
このサイトでは開設当初からあるユニークな仮説を推している。
しかし巷ではこの説はあまりにも独特すぎるのか話題に挙がっているのを見たことがない。
いや以前にどこかでこの説の"まがい物"が否定されているのは見たことがあるが自分の説とは似て非なるものなのでやはり見かけたことはない。(支持率も話題性も0%?)
逆にこのサイトで初期の頃から完全に否定している説が巷では未だによく話題に挙がっている。
まずはそれから触れよう。
その説はご存知の方も多いと思うがケルベロス説である。
やはり海賊旗にある3つのドクロに綺麗に当てはまるというのは大きい。
さらにシャンクスに付けた目の傷もまるで獣にやられたかのような跡なのでこれも上手く当てはまる。
しかもパラミシア系のグラグラの実、ロギア系のヤミヤミの実、そしてゾオン系のイヌイヌの実(モデル:ケルベロス)と三種類の能力が揃うのでなんかカッコいい。
だが後に明らかになったがシャンクスの目の傷はなぜか今はもう使っていない鉤爪によって付けられたと判明している。(確定はしていないがまず間違いない)
さらに三種類揃うのは確かにイカすがその場合ヤミヤミの実を食べた時点ですでに一人が二種類の能力を得ていることになる。
つまり体の構造が異形ということを知っている白ひげ海賊団の面々がグラグラの実の能力を得る前に驚かなかった理由が説明できない。ヤミヤミの能力を知った時点でエースは驚くべきだった。
それにこれが真相ならすでに歴史上誰かが同じようなことをやっていても不思議じゃないが五老星によると歴史上前例がないという。イム様にひざまづく五老星が言うのだから間違いないだろう。
おまけに頭がいくつもある生物(幻獣種)というのはケルベロス以外にもいるだろうから例えばヤマタノオロチが存在する場合その能力者はそれ以外にあと7つも能力を得れることになる。この話に違和感を持たない人はいないだろう。
というわけでケルベロス説には否定的なわけであるがしかしだとしたら他にどのような可能性があるのだろうか。
そこでこのバクバクファクトリー説である。
ワポルのバクバクの実の技で特殊なものがある。
それがバクバクファクトリーであるが対象者を二人食った後に"工場"から出すと合体して出てくる。
サンジは肩車をしただけじゃないのかと突っ込んでいたが悪魔の実の能力なのでギャグのように見えても本当に合体していた可能性がある。
つまりこの技によって黒ひげ達(おそらく双子)は融合され一人になったと推測しているのだが重要なのはここからである。
エースがまだ追っていた頃黒ひげ達がドラム王国を襲撃した事件があったがあの時に合体したわけじゃない。
時期については謎であるが白ひげの船に乗る前だとすると10歳前後というところだろうか。
問題はどこでであるがこれについて以前は黒ひげの出身国は実はドラム王国だと唱えていた。
しかしよく考えると(よく考えなくても)かなり違和感があるので最近は全く別の国を想像している。
それがどこかはサッパリだがワポルがドラム王国を国王になる前から一度も離れたことがないとは思えないので、たとえば子供の頃から父親についていきどこか別の国へ観光気分で行っていた可能性はある。
ビビも幼い頃にレヴェリーにコブラ王と共について行ったことがあるのでこの仮定は不自然ではない。
相当な悪ガキだったと思われるワポルが黙って客室にいたとは思えない。
抜け出して下々のいる街へ向かったことだろう。
そこで3人は出会ったのだ。
ワポルは当時からバクバクの実の能力者だったので強さには自信があった。
体がぶつかったことに腹を立てたワポルはその二人(双子の黒ひげ)を丸飲みにした。
そして吐き出し、誕生したのが今の一人の黒ひげなのである。
双子だったのでシンクロ率が高くチェスマーリモのように肩車のような合体にはならずパっと見ほとんど完全に融合している結果となった。
だが悪魔の実の能力による合体なので妙な特徴があった。
昔から指摘されている歯並びの謎があるがこれは決して描き間違いなどではなくちゃんとした意味がある。
なんと新生黒ひげは以前の二人の体パーツを異次元レベルでとっかえひっかえ出来るのだ。
歯の抜け方が二人とも違っていたので基本は3つであるがある時は4つ抜けていたり、ある時は2つに出来たり、そして本気を出せば全部生えそろっているように見せることが可能なのである。
マルコ達はそれを知っていたので体の構造が異形と特殊な言い方で黒ひげを喩えたのである。この話が正しいのなら確かにそれは的確な表現かもしれない。
そしてその夜、新しい自分(達)が誕生したことによって兄弟が消えてしまったので黒ひげは泣いていたのである…
それがこの幼き日の涙のティーチの意味なのだ。
ちなみに黒ひげ達はなぜか世界政府加盟国のドラム王国を襲撃している。
七武海になってそこからのし上がっていく計画を進めていたはずなので今思えば無駄にハイリスクなことをやっている。
もしその時に政府に目を付けられていたらその後七武海になることはほとんど不可能だっただろう。
もしかしたらその理由は「ドラム王国……? そういえば"あいつ"がいたよな………ゼハハハハ」という感じでヤミヤミの実の腕試しとそして過去の恨みを晴らす目的で襲撃したのかもしれない。
実際黒ひげの被害よりもワポルが国から去ったことをむしろ喜んでいた人もいた。つまりメインターゲットは本当にワポルの方だったというのはあり得ない話ではない。
というのがバクバクファクトリー説の完全版(最新版)である。
この説が正しいとするとエースが言っていた人の倍の人生の意味は結構その通りの意味になる。
あと海賊旗の意味は過去の自分達が後ろの二つのドクロで新生黒ひげが正面のドクロを意味している。
ちなみに元が二人ならティーチの名がどこから来たのかという問題がありそうだがこれは一人はティトでもう一人はローチとかだったからゴテンクスの要領で名前を合体させたと解釈することは可能である。
こうやって色々と自信満々に言ったが正しいかどうかは分からない。
しかしこの説はこのサイトの古株なので正体が明らかになるその日まで推しつづけることだろう───