覇気の正体が衝撃に近いものだとしても問題は覇気使いではない自然系を切れるかどうかにあると思う。

というのも作中でこれまで覇気使いが斬った相手は覇気使いの自然系しかいない。(黄猿、青キジ、赤犬)

再検証の最初に痛みに変換としたがもしかしたらそれに近い衝撃と痛みに変換という可能性もあることになる。

つまり覇気の真の効果はこれからどうとでもできるので今のところ完全に予測することは不可能だということに。

まとめると二通りの可能性がある。

可能性その１

覇気vs通常の自然系の場合は海楼石や相性による弱点と同じように斬撃を含め直接攻撃を受ける、覇気vs覇気使いの自然系の場合は覇気による斬撃を含めた攻撃を衝撃や痛みに変換可能。

可能性その２

覇気vs通常の自然系の場合は覇気を使用しても自然系を切るのは無理だが覇気の強さの分そのまま相手に衝撃や痛みを与えることができる、覇気vs覇気使いの自然系の場合は覇気による衝撃は相手の覇気の威力分、中和される。

という感じ。
個人的には前と同じように覇気(武装色)を使っても相手の覇気の有無に関わらず自然系を切ることはできない方に賭ける。(そう思う理由は後ほど)

ちなみに衝撃繋がりで思い出したのがロブ・ルッチ。

もしかしてルッチは無意識に武装色を使っていたと仮定してもよさそうな気がする。

というのも覇気使いである蛇姫姉妹の技とそっくりなものがある。

(53巻519話)

(44巻421話)

筋肉による硬化を覇気でも代用できると区別しても別に問題ないが覇王色と見聞色は意識せずに使用している者が複数いるので武装色も無意識に使用していた者がいても面白いんじゃないかなと。(この場合は鉄塊+覇気)

それを踏まえて衝撃を放つ六式奥義の六王銃は集中力や気分が高まった時にしか使えないという設定だったとすれば、物語の都合ではなくいつも簡単に六王銃(覇気)は打てない技だったので最初から使わなかった、という説明ができる。

話は戻ってなぜ可能性その２に賭けたかというとクロコダイルとエースがあまりに戦闘中に油断しているから。

二人とも新世界の経験があるので覇気の存在は間違いなく知ってるはず。しかし二人とも戦争編では不用意に切られすぎている。(クロコダイルはドフラミンゴに、エースは解放時に海兵二人から)

クロコダイルの方は不意打ちだったのでまだしも、エースの方はもしどちらか一人の海兵が覇気を持ってたとしたら100%致命傷を負っていたのだから、そうなるとエースはあまりに戦闘経験が不足ということになる。

※しかし実際は覇気使いの可能性があるジンベエ、そして白ひげとも戦い新世界でも隊長としての経験があるのでそんなことはないはず。

何より(その1)で検証した赤犬の台詞があるから自然系はある程度油断していても斬撃による致命傷は負わないだろうと思う。

（２）へつづく。