藤虎の刀がパラミシア系の悪魔の実を食べていると仮定する。
ではどうやってその刀は能力を発動するのか?
というかどうやって藤虎は刀に命令できるのか?
これらの謎についてはおそらく、藤虎が長年愛用している刀だからこそ可能ではないかと予想している。
つまり藤虎以外の命令は聞かないと思う。
おそらく誰もがあの刀を使って隕石を降らせることは出来ない。
そう思う根拠はちょっと複雑だがワンピースの世界観にあると思う。
ゴーイングメリー号が自動航行したのを覚えているだろうか?
あれはそういう演出で作品の謎としては深い意味はないと解釈することも出来そうだが、自分はこの事は先の方で重要になると見ている。
あの出来事は一種の"覚醒"だったのではないだろうか。
そしてその覚醒の条件は一体化。
これは前に悪魔の実の覚醒のメカニズムについてで分析をしているが、つまり藤虎が悪魔の実の刀を操れるのは藤虎と刀が"一心同体"のような関係を持っているからではないか。
この仮説が正しいなら物に悪魔の実を食べさせれば誰でも何でも操れるという事にはならない。
例えばゾロの刀に悪魔の実を食べさせても三つ全て操れないかもしれない。
ただしくいなの刀だけは長年思い入れがあるから可能かもしれないという事になるかもしれない。
ちなみに100%成功する保証がないと思う理由は、まるで懐かしのシャーマンキングの"オーバーソウル"みたいになってしまうから。
物に食わせた方がリスクが減って、しかも一人が複数能力を持てる。
これはまずい。悪魔の実のバトルが根底から覆ってしまう。
だから必ずコントロール出来る保証がない厳しい条件付きのもと可能という事になるのではないだろうか。
この仮説が正しいなら"ラフテル=トキトキの実を食べた島"説はラフテルに思い入れのあった"ある古代人"だけが出来た技の一つとなるかもしれない。