「ワノ国はかつて世界と接していた」のであればその"名残"は現在どこにあるのか?
967話で明確に示された過去のワノ国と世界との繋がり。
これによってワンピースの世界でたまに現れていたワの要素(名前や建物の雰囲気など)がメタ的な理由ではなく作中の歴史で上手く説明できる可能性が浮上した。
本当なら非常に面白い試みだと思うが一つ取り上げていなかった疑問点がある。
以前予想したように月の人を通し"世界"にワノ国の文化が広まったとしたら、なぜワノ国はそれほど他の文化の影響が見えないのだろうか。
その名残は現在はどこにあるのか。
この疑問への解釈はすでに浮かんでいるので早速紹介しよう。
そもそもワノ国は巨大な王国の一部ではなかったかもしれない。
おでんもあくまで接していたと言っているのでそういう意味で深く繋がっていたとは限らない。同盟国のような形でも問題はない。
実際鎖国の理由は「光月」と深く関わる理由があったと言っているので世界との繋がりはワノ国全体というより光月家を通したものであった可能性は高い。
それはミンク族との繋がりからも見て取れると思うのでおそらく正しい。
つまりワノ国→光月→月の人→世界という関係である。※ただし月の人の部分はもうちょっと複雑かもしれないのでそれについては後日
なので世界の影響はあまり受けていない───という事でこの話は終わりそうだがしかし主に光月家を通した繋がりだったとしても少しぐらい外の世界の影響があってもいいはずだ。
実際鎖国をしていなかったというのが過去の重要な部分であるし鎖国後は世界政府を寄せつけていないのだからそれから長い年月が経っていようとその名残が一切何も残っていないのは逆に妙である。
だがそれについて一つ心当たりがある。"アレ"がその名残の正体かもしれない。
(2)へつづく。