聖地マリージョア以外のレッドラインの土地には誰も住んでいないのか?
ONEPIECEの海を二つに分けているレッドライン。
未だ謎が多い赤い土の大陸であるが1022話と1023話で興味深いことが明らかになった。
それを踏まえて今からマリージョア以外のレッドラインの現状について予想してみる。
グランドラインに入る前にレッドラインが描かれた海図が映ったことがあった。
リヴァース・マウンテン周辺のみとはいえその海図で判断すると起伏が激しく人が住むには不便な場所に思える。
マリージョア以外の全域がこのような感じなのであれば人が住んでいるのはマリージョアだけなのかもしれない。
次に注目したいのはこれ。
ジェルマは巨大電伝虫を使ってレッドラインを登ることができた。
この力技によって北の海から東の海へショートカットして向かう事ができたわけだが、もしもマリージョア以外のレッドラインの土地に貴族でも住んでいればこのようなことは許されていないだろう。
居住区じゃない場所と分かって横断したとも考えられるが、ここで1023話のマルコの台詞に注目してみる。
レッドラインの上にはマリージョアしかないように聞こえるのでやはりマリージョア以外のレッドラインの土地は手付かずなのかもしれない。
それが本当だとすればなぜあれだけの広大な土地が広がっているにも関わらず開拓されていないのだろうか。
可能性はいくつか考えられる。
一つは天竜人が許さないというもの。
たとえ貴族といえど自分達以外がレッドラインに住むのは許さないと天竜人が考えているのならあえてマリージョア以外の土地は開拓していないのかもしれない。
レッドラインは広大であるが天竜人の数は限られているのでマリージョア程度の広さでも満足しているというわけである。
それに治安的な意味でもレッドラインに満遍なく住んでいたら中心のマリージョアから離れれば離れるほどいざという時に海軍(大将)の力を借りれないので、だからマリージョアにまとまっているのかもしれしれない。
全く別の理由も考えられる。
マリージョア以外は人が住める環境じゃないのかもしれない。
異常気象が理由かもしくは古代兵器が理由かは分からないが開拓すらできない状況なのでマリージョアにのみ住んでいるというわけである。
似た可能性として不毛の大地が広がっているので開拓する価値がないと判断して手付かずになっていることも考えられる。
もしかしたらマリージョア周辺だけ気候が安定しているのかもしれない。
なので天竜人が許さないという理由と合わせて無理して他の土地に住む必要がないと判断しレッドラインの上にはマリージョアしか居住区がないのかもしれない。
というわけで話をまとめるとこうなる。
マルコの台詞などを考慮するとレッドラインはマリージョア以外に居住区はない可能性が高い。
広大な大地が手付かずの理由は天竜人が必要がないと判断しているからか、もしくは天竜人の意思に関係なく手が付けられない環境だからかもしれない。
ちなみに過去のレッドラインはどのような感じだったのだろうか。
太古の昔はキングの種族であるルナーリア族が住んでおり、そして神の国があったという。
しかしマルコと白ひげの情報だけではレッドライン全域の話なのか現在のマリージョアの位置に限定されたものなのか判断ができないのでレッドラインは未だに謎が多い大陸である。
だがもしも"神の国"が全域に広がっていたのであれば、それは作中の最も重要な謎の一つの答えと直接関係してくるかもしれない。
この話は(2)へつづく。