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未公開パイロット版
感想パート2

(1)

話の中身は途中までは第1話と同じ感じで進んでいくがノームを倒す方法が全く違う。

本編では……正式名称は忘れたが送風機を使って巨大ノームをバラバラにするが、こっちではノームの長老のような存在が出てきてなぞなぞを出してくる。

それをメイベルが見事に解くと………

なんとノーム達が全員石になる!

この石になるというのはビルが最後に石になった元ネタかもしれない。初期のアイディアを最後に持ってきたというわけである。(たぶん)

ちなみにどういうなぞなぞだったかというのは前半でのアイスキャンディーに付いているなぞなぞと関係しており、

ただそれは説明するのが面倒なので、とにかくディッパーが思った答えではなくメイベルの答えがやっぱり正しかったという感じです。

ちなみに「わたしのことを信じて」というようなメイベルの台詞が送風機を使う直前に確かあったが、あれはここでも使われているのである。(この場合なぞなぞの答え)

そういえばさっき前半と言ったがこのパイロット版はパイロット版なだけあって通常の半分の12分しかない。

更に、スースウェンディの影の形も出てこなかった。

ウェンディの方は前にパイロット版の話をした時にチラっと別の未公開エピソードで全く違うデザインで出てきたと言ったがスースの方はどこにも見当たらない。

おそらくかなり後の方で考えられたキャラクターなのだろう。

そしてこのエピソードでのスタンだが、

デザインが何か妙なのはこれはだからである。

※ちなみに上の画像のスタンはアイスを食っているのであって指を舐めているわけではありません

この中で老人用のおむつのジョークが出てくるのだがつまりこのスタンはおそらく80代なのかもしれない。

現在のスタンは60代だから20歳も違う。

だから今のスタンより力がない感じなのである。

そして違いと言えば、

本(日誌)の原型が出てきたが見た目も名前も全く違い、日本語訳するとドクター・クラックポットの呪われた本とか謎の題名が付いている。

もしこれがこのまま本編で使われていたら売られたのはリアル日誌第3巻ではなくリアルドクター・クラックポットの呪われた本を皆手にすることになっていただろう。

そしてオチだがこれもアイスが関係しており、スタンがアイスを食って頭が痛くなった時にちょうどノームを倒した双子が家へ戻ってきてベルを鳴らして扉を開けたら、現れたスタンはまるで人の脳を欲しがるゾンビのような感じだったから二人とも石を投げてスタンを倒すという形であった。

やはりスタンが歳を食ってるからか、パイロット版は老人ジョークがやけに多い。

スタンのデザインが変わった(若返った)のはおそらく老人ジョークへのクレーム回避もあるかもしれない。

そして最後にディッパーがナレーションで「このノームとの出来事がこの夏最もマシな日だった」と言って話は終わる。


全体的な感想を言うと、これは面白かった

やはりこれで認められたからこそ本放送が決まったわけである。

そういえば本編ではこのノームとの出来事がディッパーとメイベルのグラビティフォールズでの超常現象初体験であったが、こっちではもう既にネッシーを目撃したり、超能力に遭遇したりと色々と体験している。

ちなみにディッパーとメイベルのデザインはこっちの方が好みと言ったが全体的な作品のデザインは現在の方が断然いいと思う。

こっちはこっちで悪くはないが色合いいつも夕方みたいな感じで長くは見れない感じ。

というわけでパイロット版の感想であったが、触れてない部分で細かな違いがあったりするので後は実際に視聴してみてその違いを確かめてみよう。

ここだけの話200万再生ぐらいされた方の動画が消されたがその後別人がまたアップロードしてるからYoutubeでまだ見れます。(二番煎じだからかその再生回数は低い)

gravity falls unaired pilotとか検索すれば出てきます

オススメの分析

・未公開パイロット版のグラビティフォールズ

・最終回のビルの呪文について