第1話
"不思議な町グラビティフォールズ"
再感想
既に全話の感想はやっていますが感性が昔と変わった現在、また改めて今後第1話から感想を述べていこうと思います。(昔の感想と比べてどのように感性が変わったかも注目ポイント)
さて、久しぶりにグラビティフォールズを見てみたが、(久しぶりと言っても2ヵ月ちょい)
やはりこれはよく出来てる。
前にも全体的なデザインの部分が良いと言ったが今回また改めて関心した。
奥行きがあるというか、平面の世界だが奥行き感があるように感じるのがグラビティフォールズの凄いところでもあるだろう。
こういうスタイルがもっと広がっても良いと思うのだがやはり難しいのだろうか?
そして奥行き感はデザインだけじゃなくストーリーの方にこそある。
単なる超常現象発生地帯というだけじゃなく謎の本の登場、その本の作者は謎の失踪、そしてスタンの謎の行動、
というようにこの先何が待ってるのだろうと思わせる演出が上手い。
これは結構前から気づいていたのだが言う機会がなくて言ってなかった事だが、もしあなたが何か人気の出る作品を作りたいのであれば、読者(視聴者)の想像力を掻き立てる要素を入れるのは必須だと思います。
よく最終回のうたい文句でここから先は皆さんで想像してくださいとかあるが、これはそういう意味とはちょっと違う。
ストーリーの途中の段階でそう思わせる要素を次々投入するのがおそらく大事。
ただしそれには並外れた発想力が必要だろうから、まあ普通の人には無理だろう。少なくとも自分は無理である。(ただし想像力を掻き立てる側としてならかろうじて出来る)
でももし何かオリジナルの漫画とか小説を描くのが趣味の人はその部分をもっと重視して考えてみると良いかもしれません。(というのを言いたかった)
話を戻して、とにかくグラビティフォールズはこの第1話から見事に成功している。
最近感想として取り上げたパイロット版と比較すると、そこからの進歩も見て取れた。
デザインの奥行き感とストーリーの奥行き感の二つである。
キャラに関してもスースとウェンディを投入してバージョンアップしている。
ただキャラの構成(中身)に関してはパイロット版の時から地に足がついている印象があったからその点はやはり凄い。
ちなみにキャラの中身については自分は本当に何も言うことは出来ない。これは本当"才能"が重要なのかもしれない。
色んな作品のキャラを細かく分析して、一旦それを真似てそこにオリジナル要素を入れれば何とかなるのかもしれないが、………これこそ自分には無理だ。
当たり前のように思えるがディッパーとかメイベルとかこういうキャラをしっかり動かせるのは凄いと感心する。
という感じで若干なんちゃって専門家的なアプローチで感想を述べてみたが、次回からは抑えてストーリーの方をもっと中心にして色々言うと思います。
オススメの分析