第13話
"メイベルがボス"
再感想
オープニングを見て気づいたがスースはぼったくりに関するモラルは全くないように思える。
ウェンディは渋々値段をつり上げたが、ただそれは面倒くさいという意味であってやはりこちらも同じくぼったくりに関しては何も思ってないようである。
やはり(この話の前半までの)ディッパーやメイベルのように"真面目"だとミステリーハウスの従業員としてやって行くことは出来ないのだろう。
そしてこれはグラビティフォールズに限った話じゃないが、
なぜこうもアメリカの作品は吐くネタが多い!?
これはかなり前から思っていたがゲロを吐く描写が映画アニメジャンル問わずやたら多い。なぜだ!?
まあそれはいいとして、スースが考えたマスコットをスタンが(スースが着るのを)否定したとして怒るメイベル。
凄い勢いで起こったが、なぜここまで怒ったのか何度見ても実はあまりよく分からない。うーむ…。
そしてこの後メイベルvsスタンの戦いに発展し一時的にスタンの代わりにボスになるメイベル。
大昔から思っていたが肩パットのファッションセンスは個人的には完全に理解不能である。
80年代になぜこれが流行ったのか理解に苦しむ。自分の中ではこれはリアルミステリーの一つ。
そして理解不能といえば以前の感想でも言ったが、
どうやってディッパーがモンスターを捕まえたのか何度見ても分からない。
普通のエピソードのように見えて意外とこれは謎が多い。視聴者の想像力もしくはスルースキルが試されている。
ちなみにこの回でティーン達が集まるがその中にロビーの姿は見えない。
これはやはりメイベルが中心の話だからだろう。ロビーがいるとそれだけで焦点がボヤけてしまう。これは演出として良い判断だったと思う。
ちなみにロビーの姿が見えないのは謎でも何でもなくこれはいくらでも解釈の余地がある。
家の手伝いとして墓を掘っていたとか、バンド活動をしていたとか、秘密結社に記憶を消されていたなどなど。
ちなみにこの話で最も理解不能なパートは、
変質者となったスースの写真を高額で欲しがる客達である。
ディッパーのオオカミコスチュームの写真ならまだ理解できるがこれは謎すぎる。
おそらく地下にあるマシンから放射線か何かが漏れていて人々の思考回路を狂わせているのかもしれない。(今思いついた)
ちなみにスタンがテレビの中で服を脱いだが、
これによって今回、ディッパー、スース、スタンのメインの男キャラは全員なぜか上半身裸になっている。
これは一体……!? 制作陣の中の誰かの趣味?
という感じで話は終わった(?)が、では今から全体的な感想を言うこれは一見普通のエピソードに見えるが全体的にいつもと違う雰囲気が流れていると感じた。
モンスターの部分だけじゃなくおそらくメイベルvsスタンという構図も関わってる気がする。
いつもはスタンと対峙するのはディッパーであってメイベルではなかった。その部分が今回微妙な雰囲気の違いを生んでるのかもしれない。
更に労働が話の中心になっているのもポイントかもしれない。
普段いつものメンバーがせっせと働いている描写はカットされているのでよく考えるとこういうのは珍しい。
そして感想の最後にいつものように順位を付けるとするなら………5話のコンビニ回と同じぐらいかもしれない。
つまらないとは思わなかったしチップス味のクラッカーとか細かい部分も面白かったのだが……もう一つ何か欲しいと思った。
オススメの記事