第34話
"The Stanchurian Candidate"
スタンを市長に!

うーむ。前回に引き続きこの回でもまたもや謎がほとんど出なかった。

それはいいとしてストーリーの方は市長が死んだという事で新たな市長を決める話であった。

ん?ちょっと待った、市長死亡?

ここでポイントなのがちょっと前に紹介したスタン死亡説

その中でグラビティフォールズの製作者が一人誰か死ぬというようなコメントを残していると説明した。

もしそれが今回死んだ市長を指しているのであればスタン死亡説の信憑性はかなり薄まってくる。

主要メンバーという意味が込められているのかグラビティフォールズの住人という大きな括りだったのかで意味が大きく変わってくる。

さあ一体どっちに転ぶのか。

ちなみにこの回は確かに謎回ではないが色々と紹介し甲斐のある小ネタが結構ある。

例えばこの新キャラ。Tad Strange. ※日本語版の名前忘れちゃった

単なるごく普通の一般人と思うだろうが、実際そうなのである。

ただしグラビティフォールズの住人にしてはかなり珍しい平凡なタイプであるのは確かなのでその点は普通じゃないともいえる。

話はここからである。

向こうでこの"Tad Strange"の情報が出たのはこの話が放送される前でタッド役の声優のCecil Baldwin欄にその名が表記されているのが始まりであった。

その事にいち早く気づいたグラビティフォールズファンは"Reddit"で製作者にTad Strangeとは何者かと質問をした。

すると製作者は"Tad's a real square"(タッドは本当に四角いやつ)と"お堅い人"とか"真面目"というような意味である"square(正方形)"でタッドが何者か表現した。

そしたらどうなったか。

一部のGFファンは四角いという意味は物の喩えではなく本当に姿が四角いのではないかと想像力を巡らせた。

するとあっという間にTad Strange=ビル・サイファーの兄弟説なるものが広まったではないか。

実際グーグルのイメージ検索でTad Strangeと検索してみよう。

ビルにちょっと似ている四角形の見慣れないキャラのイラストが沢山ならんでいる。

これがファンの先走った想像力が生んだTad Strangeである。

ちなみにある時点でその異様な流れに気づいた製作者はツイッターでTadは単なる一発ギャクのキャラとわざわざ放送前に正体を明かしたのだが、一部のファンはマクガケットの件がある(偽の流出画像を流した)という事でそれを信用しなかった。

そしてフタを開けてみると、実際にビルの兄弟どころかグラビティフォールズで最もまともなキャラだったというオチであった。

31話の感想の中で言っていたGFファンの特徴とはこの事でした。

これに限らず他にもまだあるのでいつか紹介します。


そういえばこの回で久しぶりにギデオンが登場したがビルと何か取引するつもりだろうか。

というかちょっと待った。最後にギデオンが描いていたビルのサークル。

よく見るとこれはオリジナルとちょっと順番が違う。

順番が違うと何かが変わるのだろうか?

それともギデオンが間違えたのだろうか。

それとも深い意味はないのか。

ただこうやって本編でサークルが描かれたのだからこの先これが無視される事はないかもしれない。

ただしその意味は未だに不明である。一体どんな意味があるのか。

そういえば本編の展開はやっちまえ!やっちまえ!のタイラーが市長になって一件落着するのであった。

タイラーが市長というのはグラビティフォールズの町に合ってていい。

スタンが市長になってたら詐欺師からあまりにもランクアップしすぎだからこの展開はアリだ。

では(2)で最近のグラビティフォールズの展開と自分が昔想像していた展開についてちょっと話を。