第37話
"Dipper and Mabel vs. the Future"
終わらない夏
ついに誕生日の話が出てきたグラビティフォールズ。
長い夏休みもいよいよ終わり・・・つまり最終回が見えてきた。
物語が終盤に入ったという事でついに明かされたグラビティフォールズの秘密!(の一端)
それはやはりUFOであった。
ちなみにUFOに関するネタは最近ここで取り上げましたが、本当は2014年の時点で取り上げようと思っていた。
ただその時はこのネタを取り上げるにはちょっと早すぎるんじゃないか?と思ってあえて無視しました。
そしてこの前「時は来た」と思い取り上げたわけです。
ただ残念だと思ったのはこの話であまりUFOについて深く取り上げられなかったこと。古くからある伏線の割に扱いが短い。
2014年の時はこれがもっと重要な意味を持ってるんじゃないかと思っていたが、この話の最後を見る限りビル・サイファーの方に話の中心は向かいそうである。
ただフォードが触れなかっただけでこの事が過去の話としっかりリンクしている部分がある。
例えばこれ。
22話で出てきたアルマゲドン(妙マゲドン)を想定して作られた地下シェルター。
あのシェルターの中に妙な文字の部屋があったがあれはこの地球外の技術で作られたもので間違いない。
そしてシェイプシフター。
あれはどうやらこのUFOの所有者のペット、もしくは実験生物である。
このシーンのディッパーの後ろに映る文字。
あれを解読すると"姿を変える生物が逃げ出した"というような意味が浮かび上がる。
ディッパー達が遭遇したシェイプシフターではないだろうが、シェイプシフターの起源がこの話で判明している。
そしてフォードもちょっと触れていたがマシンの技術はここから来ているのは間違いない。
つまりスタンの焼き印(の意味)もこのUFOと関係しているのだろう。
そしてディッパーの額の北斗七星(ビッグディッパー)。
これも何か運命的な繋がりがあるのだろうがこの先これが重要になるかは怪しい。
ちなみにフォードも言っていたがグラビティフォールズが奇妙なのはUFOが原因なのか、元々この土地に原因があるのかはよく分かっていない。
ただUFOの分析の項目でも言ったが自分が思うにこれはグラビティフォールズの土地が様々な奇妙なものを引き寄せる力があるのだろう。
だからUFOの枠を超えた異次元のビル・サイファーもやってきて、タイムベイビーも将来居座る。
ただしUFOの放射線が原因で奇妙な生物を生み出した(ノームとかマンノタウルスとかランブルとか)というのはあると思います。
あとそうそう、ギデオンが持ってた超能力ペンダントもUFO由来で間違いない。
こうやってみたら実はこの話だけで色々と謎が解けている。
たださっきも言ったように作品内で直接取り上げられなかったのが残念である。
というわけで一通りUFO関連の話に触れたのでそろそろ本編の流れについて話を移そう。
将来への明るい希望を持っていたメイベルだったが現実を目の当たりにして徐々に子供時代が終わる寂しさが募っていく。
普段はクールなウェンディですら集団の前ではなす術がない!
ハイスクールミュージカルとは違うのだよ。
誕生日会に来れないという二人。
これはきっとあれだ、前回のもてもてディッパーのせいだ。きっとそうだ。
さらにそのディッパーはフォードの元に留まる・・・!?
そういえば義務教育のシステムはこっちとアメリカは違うのかな?(詳しく知らない)
ハリウッドの子役の中には学校に行かず(どうにかして誰かから)勉強を学んでいるという話を聞いたことがあるから多分こっちとは本当にシステムが違うのだろう。(それに来年高校だとも言ってたし)
ディッパーにとってはエキサイティングな日、メイベルにとっては最悪な日となったこの日。
そこへ現れた謎の男・・・
ってブレンディンじゃないか。
一体なぜここにいる?
悲しんでいるメイベルに不気味な提案をするブレンディン。
タイムバブル・・・?夏が終わらない・・・?
なるほど。
サザエさんとかDoraemonとかクレヨンしんちゃんとかちびまる子ちゃん達はこの技術を使っているのか!
通りで何年(何十年)経っても歳を取らないわけだ。
アニメーション世界の最大の謎が一つ解けました。
しかしその話は罠でビルがブレンディンの体を乗っ取っていた。・・・!?
ちょっと待った、ギデオンが取引しなかったっけ?
いやでもあれは取引の描写がなかったから不明なままだった。
というかどうやってブレンディンと取引を?
それはちょっと置いとくとして、一気に急展開を迎えたグラビティフォールズ。
妙マゲドンがここから始まる・・・
感想は(2)へつづく・・・。