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ディッパーの謎ガイド #23
スタン大おじさんのタトゥー
"Stan's Tattoo"

ショートの感想一発目は"スタン大おじさんのタトゥー"から行こう。

ただこれオリジナル版だとショートの2話目に属している。

1話目は本来だと"#76 あいつ"なのだが日本(Wikipedia)ではこれが4話目になっている。

おそらくナンバーの小さい順に並べているからだろうが正確にはこの話は2話目です。

ただ一応日本Wikipediaのナンバー順にそってこの感想もやっていこうと思います。

短編という事で通常のカメラアングルとは違う演出が取られているが、個人的にこの演出は非常に好きである。

いつも第三者の視点でストーリーは進んで行くがこのような作中の人物から見た視点というのは個性的で本当に良いと思う。

頻繁にこういうアングルからの描写はあっていいと思うけど手間が掛かるのだろうか?

それとも通常のアングルではないから何かアニメーターとしての特殊な技術がいるのだろうか?

自分はこういう事に疎いからよく分からないが、それでもこの演出は本当に面白いと思う。

さてこの話はスタンの"タトゥー"を取り上げたものだが後にこれはタトゥーではなく焼き印だと判明した。

ここで疑問なのが、本当にこの時点からこれは焼き印だったのか?

これは2013年の10月頃公開されている。

この短編はシーズン1の後に作られているが雰囲気はシーズン2よりもシーズン1に近い。

何を言いたいかというとこの時は本当にスタンのマークはタトゥーだったのではないかと半分疑っている。

話で紹介したようにグラビティフォールズには"The Royal Order of the Holy Mackerel"という秘密結社が当初の予定では存在した。

しかし途中からストーリー構成が変更になったのかこの組織は登場していない。

つまりもしこのマークがその秘密結社と関連があったのであれば、当初の予定ではスタンのタトゥーは本当にタトゥーだったのかもしれない。

そしてスタンはその組織のメンバーだった可能性もある。

実際20話の感想で紹介したようにスタンは本を揃えた時"複数形"でその事を喋ったように思える演出が取られた。

さらに短編として丸々1話通して取り上げられるほど"タトゥー"が注目された。

というわけでこの読みは的外れではないと思います。

そして結局この短編では秘密は何も明らかにならず。

ちなみにさっきも言ったように短編集は雰囲気がシーズン1に近いから全体的にのんびりしている印象を受けるのは自分だけだろうか?

シーズン2の謎が明らかになる激しい展開も良いがこういうシーズン1の雰囲気も自分は気に入っている。

では今から最後に出てくる暗号を解読してみよう。

別のページで紹介したように"見えない目の秘密結社"のマークの一部分。(左上)

その中に数字があるがこれを解読すると"I WAS SO"(私は~だった)という文字が浮かぶ。

今後も出てくる暗号と合わせると一つの文章になるので後々全文を紹介します。

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