レイリーが言った「急ぎすぎた」の意味を改めて検証
ロジャー海賊団は一体何を急ぎすぎたのか?
オハラも同じように急ぎすぎたとの事だが、一体この二つの持つ共通点は何なのか?
このサイトでは今までワンピースの正体に関して様々な考察を行ってきたが、ここでまた改めて考えてみる。
真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)の数は9つ。
843話で明らかになった情報。
この事が明らかになる前はロジャーとロビンが集めたポーネグリフの情報のみでリオ・ポーネグリフは完成するのか?と疑問を持っていたが必要な数が9つだけであれば足りるのかもしれない。
ロジャー海賊団が集めたポーネグリフの数を4つだったとすれば完成まで5つ。
ロビンは長年様々な場所を渡り歩いてきたので残り5つを運よく見つけている可能性はある。
つまり急ぎすぎたというのはリオ・ポーネグリフを完成させずにロード・ポーネグリフの情報を用いてラフテルへ行ったことを意味するのかもしれない。
ただしこれには疑問がある。
歴史を全てを知るにはリオ・ポーネグリフの完成が必要不可欠に思えるが、レイリーの話を聞く限りそうじゃないらしい。
それについては以前、「ラフテルには歴史の番人(仮)が存在しその人物が全てを教えてくれた」などの仮説を挙げている。
ちなみに歴史の番人が800年以上も生きている理由はラフテルが時をかける島だからである。
なので実際は800年間生きているわけじゃなく空白の100年からその番人にとってはそれほど時間は経過していない可能性がある。
要するに、ロジャー達が全てを知っている理由は二つ考えられる。
・実は既に9つのポーネグリフを集めていた
・ラフテルへ行けば何らかの理由で知ることができる
前者だとロビンの今までの過程があまり意味を成さない気がするので、これはないのではないか。
だとすれば後者しかないが、ただそれが正しいとすると、リオ・ポーネグリフの"真の役割"が何かという疑問が浮かんでくる。
9つ全て集めずとも歴史の"全て"を知ることができるのであればそれがリオ・ポーネグリフの持つ真の役割じゃないのは確かである。
そこで以前の仮説、リオ・ポーネグリフとは真の歴史も兼ねたワンピースを手にする為に必要な"パスワード"説が出てくるわけである。
というわけで以前の考察と近年明らかになった新たな情報を合わせてみたわけだが、結局基本的な結論は変わらず。
なので真相は本当にこのような感じで間違いないのではないかと思います。
ちなみにロジャー海賊団が取った選択についても改めて考えてみる。
むしろ「急ぎすぎた」の意味はこちらと関連している可能性もある。
この続きは次の分析へつづく。