860話考察
カタクリは見聞色の覇気によって未来予知が出来るとのことだが…本当に?

将星カタクリは見聞色の覇気を鍛えぬいたことによってちょっと先の未来が見えるらしいが、……それはどこまで本当なのだろうか?

「将星」カタクリの正体が明らかに!!の中でそれが正しい前提で覇気について考えたが、その考察を作った時はまだ早バレしか明らかになっておらず全容が分からなかった。

そして現在全容が明らかになったが、どうも本当の意味で未来が見えるとは思えない気がしてきた。

その理由を今から説明しよう。

まず臓器販売業者 ジグラを撃ったことでその能力が明らかになったわけだが、見聞色抜きでもジグラの過去を知っていてボディチェックを強く拒むことを考慮すると、暗殺の動機をさも見聞色を使って知ったかのように見せるのは可能である。

ファイアタンクの海賊団の二人が撃たれていたかもしれないというのも、周りの状況を把握していれば予想するのは難しくはないだろう。

そしてベッジが「わかった…ならいい」と言うというのに至っては、単に威圧で言わせただけに見える。実際そうだろう。

さらにこの後ベッジが「見聞色の覇気を鍛えすぎて少し先の未来が見えるという」と言うわけだが、あくまで噂程度の情報にも聞こえる。

というわけでこう考えることができる。

少し先の未来が見えるというのは、実はカタクリがハッタリを効かせる為に昔こっそり流した噂かもしれない。

そうすればベッジが最も厄介と考えているように威嚇になるわけである。

あとは今回の予言まがいのトリックを使えば、未来をさも予知できるかのように見せれるわけである。

クラッカーといい将星はトリックをよく使うのかもしれない。

というか本当に未来が見えるのなら、ベッジがビッグマム暗殺の計画を実行しようとしている気がしれない。

さらに元々ブリュレなしで実行しようとしていたというのが信じられない。

なのでベッジもカタクリの未来予知に関しては半信半疑で考えていると思える。

しかしそれでもカタクリが見聞色の覇気の達人であるのは変わりないので厄介だと警戒しているのだろう。

状況判断能力が研ぎ澄まされているのは間違いない。(それによって予言まがいのトリックが成立する)

ちなみにこうやってカタクリのような存在が今明らかになったという事は、この先そんなカタクリすら予測できなかった展開が起きるのは間違いない。

一体どんなサプライズが待ち受けているのか…