バギーが世界政府に捕えられ尋問を受けなかった理由とは
頂上決戦の時にロジャー海賊団の元船員であると世界政府にバレてしまったバギー。
捕えられた後に何を見て何を知ったなど洗いざらい問い詰められてもおかしくはないと思っていた。
だが実際は七武海に勧誘されるなどむしろ良い待遇を受けることになった。
バギー自身もこれがバレたら政府から目をつけられると焦っていたのにこれは一体どういうことなのか?
と疑問に思ったもののバギーが捕らえられる展開はきっとノリが悪いと判断し作者の都合であやふやになったと思っていた。(なので昔から疑問に思っていたものの今まで考察で一度も取り上げなかった)
しかしこの問題が完璧に解決されていることに最近気づいた。
イヌイヌの実 モデル:政府の犬を食べたとされる(?)シャンクス。
四皇として政府と敵対しているどころか最高権力の五老星と手を結んでいたとレヴェリー編で明らかになった。
本当の意味で手を結んでいるかどうかはまだ分からないし天竜人といっても五老星は普通の天竜人ではないのでこれが何を意味しているのかは実際のところまだハッキリしていない。
だが元ロジャー海賊団のシャンクスがこのような待遇を受けているのでバギーが尋問を受けないのは納得できる。
おそらく政府上層部はロジャー達が何を知りどのような判断をしたのかもう既にほとんど把握しているのだろう。
※ただし100%完全にロジャー達の"真の意図"を把握しているとは限らないのもポイント(シャンクスの現在の行動はおそらくそれに秘密がある)
ひと繋ぎの大秘宝が何かも分かっているし真の歴史についても把握しているので、バギーを捕まえたところで政府は今更何も得るものがないというわけである。
なのでむしろ元ロジャー海賊団という"名声"が海賊達の抑止力になると考え七武海に勧誘したのだろう。
というわけで当初は突飛な展開に思えたシャンクスと五老星の繋がりはむしろ過去の様々な疑問を解決している。
あとはこの先ルフィと再開したシャンクスが敵になるのか、味方になるのか、それとも──?というのが明らかになるのを待つだけである。
その答えもロジャー達の真の意図が鍵を握っているだろう…