エネルの真の敗北原因は何だったのか
強さに換算すると作者推定5億以上というとんでもない懸賞金額のエネル。
エネル個人の項目やルフィのところでも分析しているが、 ここではさらに細かく戦闘能力とルフィに負けた敗北原因を検証してみる。(能力無効化以外の理由)
まず最近空島編をじっくり読んで気づいた雷速(+心網)による移動能力の一コマ。
エネルに気づき「仕留めてやる…」と思った次の瞬間に
(29巻265話)
黄猿の移動能力が直線限定と障害物があれば八咫鏡を使うのに対しエネルの場合体の向き角度関係なくその上モーションなしで移動しているので使い勝手はこっちのほうがよさそうな気がする。
あと何気に移動距離も長い。
ルフィ戦の時にこの能力をもっと活かせばもう少し接戦になったと思うが、一応使ってる場面はある。
(30巻280話)
この描写があるので個人的に作者の5億以上という情報は納得できる。
というのも、もし覇気使いでルフィと同じ身体能力を持っているがルフィと違い雷は効くという相手を仮定すると、エネルに触れることもできず雷を受けてやられる。
つまりこの当時のルフィクラスのレベルではたとえ殴る手段があっても雷速と心網を活かしたエネルには全く歯が立たないということになるはず。
ちなみにここからウォーターセブンまでの期間を考えるとこの当時の身体能力でも本気を出せば剃と鉄塊(並みのCP9)を攻略できるぐらいだと思う。つまりそこそこ強い。
その上ルフィは雷だけでなく打撃も無効だったので棒でボコボコ殴られても利かなかったが、普通の者だった場合はエネルはゾロから「すげェ力」と認められているので相当効いたはず。
しかしスピードがどれだけ速くても相手の反応速度が速い場合は間合いを詰めるのは逆効果かもしれない。(黄猿の項目でその事はふれてる)
と言ってもエネルの場合必殺技は距離関係ないので無意味に間合いを詰めることはないかもしれない。
ではなぜ雷が効かなくとも優れた移動能力を持っているエネルはルフィに負けたのか。
そもそもルフィと戦う前にワイパーのリジェクトによって心停止まで追い詰められている。
そのダメージがルフィと戦う時に少しは残っていたとしても全く問題ないと思う。
そしてルフィと顔を合わせ、雷を使うが全く効かず。その時アゴが外れそうなほど口を開けて動揺するがその後が問題。
(2)につづく。