オロチすら知らない「真の計画」をカイドウは持っているかもしれない

立場的には将軍(オロチ)の用心棒でしかないと思われるカイドウ。オロチもきっとそう認識しているだろう。

しかしカイドウの本当の狙いはオロチと手を組みワノ国を掌握する、というものじゃないかもしれない。

実際それだけが望みならもう既にこの20年間願いは叶っているようなものである。

だがカイドウの趣味などの様子を見る限り特に嬉しそうじゃない。

そこで思った。

カイドウの本当の狙いはワノ国を滅亡させることにあるのではないかと。

しかし流石のカイドウでも真っ向からその計画を実行しようとするとワノ国にいる兵を総動員され分が悪いだろう。

だが内側から"力"をじっくり削って行けば準備が整った時に成功する確率は飛躍的に上昇するはずだ。

というかもう既に準備段階は終わってるかもしれない。

実際この仮説を裏付ける描写は既にいくつもある。

ワノ国のほとんどの地区は既に無法の荒野にされており強い侍達は捕らえられたりしている。

さらに思い出してみるとカイドウは世界の破滅を願っているようなことを前から言っていた。

なので正確には対象はワノ国だけじゃないかもしれないがしかし20年間将軍公認の破壊活動をワノ国で行っているのでメインであるのは間違いないだろう。

ちなみにオロチがカイドウの真の計画に気付かないのは、まあ巷でよく言われているようにたぶんバカ殿だからという理由かもしれない。むしろカイドウに利用されていることに気付いていないというわけである。

この説が本当ならオロチにはあっけない最期が待ってる気がする。

というわけでカイドウの目的を考えてみたがこの説が正しいとするとなぜそんなことをと思うだろう。

それにはきっと涙なしでは語れない理由があるのじゃ。多分。(あまりにも深く考えると本当に今後の展開のネタバレにもなりかねないのでこの辺にしておこう)

あとそういえばこの事と関係しているかもしれない描写があることを思い出した。

それについては(2)で説明しています。(926話までの情報あり)