日和が小紫ではない7つの理由

4月1日発売のジャンプ18号に載っていたONE PIECEの最後のページで二人が同一人物であると確認された。

だがその事についてはここで取り上げているように本編ではないので誤報の可能性もあると予想した。(もしくはエイプリルフールネタ)

しかしこれ以外にも日和=小紫説を強く後押しする状況証拠は既にいくつも揃っている……………らしいが果たして本当にそれらは証拠と言えるのだろうか?

世間では地図のこともあってこの事はもう確定扱いされているが、自分はまだこの二人が同一人物ではない説を強く推している。

では今から日和と小紫が別人である(と思う)理由を説明しよう。

1.顔が微妙に違う

確かに似たタイプであるが同一人物と言い切れるほどそのままではないように見える。

あくまで個人的な感覚だが、この二人よりナミとレベッカの方がもっとソックリだと思う。

(ちなみにこれはレベッカだが、自分は言われなかったらどっちか分からない)

なので顔の雰囲気が似ているからといって日和を小紫だと決めつけるのは早いだろう。

2.性格が全く違う

オロチを引っ叩きそれでも凛としていた小紫と違い日和は普通の一般人の雰囲気がある。

おトコを抱えて必死に逃げる姿やゾロに助けを求める時の頼み方などはあの小紫からは想像がつかない。

鎌ぞうと話している時はそこに"強さ"が見られたが、しかしオロチに歯向かった時とは種類が違うのように自分は感じた。

小紫を高荷恵だとすると日和は神谷薫という感じの違いである。(るろうに剣心)

それに怪我をした方のゾロの腕を掴むようなギャグ的な雰囲気も何か違う。

花魁から離れたこの姿こそ真の小紫(日和)なのだろうか?

しかし客から金を騙し取って城で斬られるまでの小紫とはやはりあまりにも違いすぎるので多重人格説もしくは何らかの悪魔の実の能力が関わってない限り個人的にはかなり違和感がある。

3.鎌ぞうの態度

オロチは小紫が斬られた時ひどくショックを受けていた。

そのオロチの刺客である鎌ぞうはおトコが狙いだと言って日和のことを重要人物だとは考えていない。

というかそもそも、日和を小紫だと認識していない

つまり読者の間ではソックリと言われているが作中ではやはりそうでもないのだろう。

4.狂死郎の態度

小紫と最初からグルで斬ったように見せかけた説などがあったりするがしかしここまでの言動を見る限り自分は普通に敵としか思えない。

特に小紫から落ちた"判じ絵"を見た時の反応は最初から全て計画済みのようにはとても見えなかった。

それに"オロチ様"を心配する様子や葬式についての発言など全て演技にしてはあまりにも自然すぎる気がする。

5.おトコを助けている理由

小紫だからこそ一度守ろうとしたおトコをこの先も守るために共に逃げてきた───

という理由が推測されたりしているが誰かを助けるのに理由がいるかい?というのが行動理念の可能性もあるのでこれが小紫説を後押しするとは限らない。

それに以前行った大胆な考察が本当に良い線行ってる可能性がある。

「第932話考察」小紫=日和説が間違っている場合、小紫にはどのような役割があるのか?の中で日和と小紫は裏ではナミとノジコみたいな姉妹のような関係ではないかと推測した。

それが本当に正しいと仮定すると、命がけでおトコを守ろうとした小紫の意思を受け継ぐのは納得である。

6.小紫が客から金を騙し取っていた理由

これも以前の考察で推測していたがあそこまで金を欲しがった理由は裏で日和を支援する為かもしれない。

小紫がただの悪女ではないことは判明しているのであの一件については今後フォローが入る可能性がある。

自分の為ではなく誰の為だったとすれば、それが日和だと色々とピッタリであろう。

逆に日和が小紫だとするとこれを一体どうやってフォローするのか気になる。

7.日和の家

こうやって明らかになった日和の姿は自分が以前から予想していた日和の姿結構近い

上品さがありつつもみすぼらしい雰囲気と予想していたが鈴後「北の墓場」にある日和の家は特にみすぼらしさが出ておりピッタリである。

スーパースターの小紫がこのような貧しさがあるような家を持ってるとはとても思えないのでこの点を素直に見るとむしろ二人が別人の方が自然ではないだろうか。

というわけでいかがだっただろうか。

日和と小紫が別人の方がサプライズ感があるというのも考慮すればさらに説得力は増すと思います。

そういえば別人だとすると一つ気になることがある。

普段日和は何をやっているのか?

次へつづく。