ヴィンスモーク家で一番最初に登場したサンジの弟であるヨンジは可もなく不可もなくという印象。
姉のレイジュは中々キャラが立っていて良いと思った。
しかし、イチジとニジは正直どうもしっくり来ない。
それに戦隊モノであるのもサンジのイメージとかけ離れていて未だにピンと来ていない。
道力のようにあっという間に無かったことになる気もするがこれはこのまま続くのだろうか。
そして一般的には影の組織(というか新聞漫画の中の軍隊)でしかないはずのジェルマ66が普通に民衆に称えられていたのは、
と突っ込まずにはいられない。
それにヨンジとレイジュにあったどこかコミカルな雰囲気はイチジとニジにはない。
対照的な状況を持ってきたので若干チグハグな印象がある。
ただしこれが一種の今後の展開の伏線である可能性は0じゃない。
その場合最終的にヨンジとレイジュはサンジの味方になり、イチジとニジは父親と合わせてサンジの敵として戦うかもしれない。
そしてこれは自分に限らずそこそこいると思うが、サンジの家族が登場したが思ったほどワクワクしなかったのではないだろうか。
これは間違いなく戦隊物色を出しすぎたからだと思う。
さり気ない感じだったらまだよかっただろうが、かなりその色が強いのでだからサンジの家族にも関わらずサンジの印象から離れすぎたように思える。
それがこのワクワク感の薄さに繋がっていると思う。
そしてヴィンスモーク家は一応王族らしいが、現在のところ王族らしさは一切見えない。現在のところ科学力の優れた傭兵集団でしかない。
たまにワンピースの王族の定義を疑うが、しかし何度も伏線が張られている世界会議にヴィンスモーク家が深く何か関わるのであれば、この設定は無駄じゃなかったとなるだろう。
しかし例えばサンジの父親がお茶会(結婚式)と世界会議の両方に関わるのであれば、サンジ救出編でサンジの父親は倒されない可能性が出てくる。
世界会議にはサンジの母親が出るとかそういう可能性もあるだろうが、うーむ。
今後王族の設定を一体どう上手く料理するのか。
サンジの父親の登場をここまで引っ張るぐらいだからよほど大物だと思えるが、しかしこれは本当にサンジを通して話のスケールがとんでもない事になってきたのは確かである。
こういうのを見るとゾロの家族なんかも実は超大物とかそういう展開が控えているんじゃないかと疑いたくなる。
というか、サンジの年は一体いつ始まるんだってばよ!?(もう少しで半年終わる)