決戦の日までに流桜を習得できるのか!?
レイリーがルフィに流桜を教えなかった真相とは
（949話までの展開含む）

何十人ものカイドウ軍を相手に兎丼で流桜の修行をしてきたルフィ。

だが習得することは中々難しそうだ。

ただこれは当然かもしれない。

もしも１日２日で身につけれるものならレイリーが２年間の内に教えているはずだからである。

ヒョウ爺は弾く覇気までしかマスターしていないがレイリーはその上位技である内部破壊の覇気もマスターしていた。

レイリーが覇気の奥義ともいえる応用技を教えなかったのには何か理由があったはずだ。

練習相手が沢山いることに喜んでいたルフィだがルスカイナ島にはその辺のSMILEの能力者より遥かに強い猛獣達が沢山いたはずである。

なので練習相手の不足で教えなかったというのは違うと思う。

他にもこの事に結びつけれそうな描写がある。

ビッグマムはルフィからしたら途轍もない怪物なのでこの時は危機的状況だったはずだが首輪が起動した時と違い上手くいかなかった。

つまり用意された危機では覇気を次のステージへと伸ばせないのだろう。

おそらく覇気の上位技習得には長年の経験の果てに一部の者がそこに辿り着けるかもしくは真に迫る絶体絶命の状況下でたまたま開花するかの二つしかないのかもしれない。

なのでこの予想が正しいのならカイドウ戦までにルフィは流桜をマスターすることはおそらく難しいと思う。

ただしヒョウ爺よりも弾く覇気を極めていそうな河松から指導を受ければ、この先少しは身につけやすくなるかもしれない。

というわけでレイリーがルフィに覇気の上位技（流桜）を教えなかったのは２年程度の修行では簡単に習得できるものではないので混乱させない為に黙っていたのかもしれない。

そっちに気が散るよりギアのようなゴムゴムの実の能力の応用を極めた方が強くなるというのもあったというわけである。

実際ボア・マリーゴールドは作中で一早く弾く覇気を披露していたがルフィよりも強かったわけじゃなかった。

なので見聞色の精度も高まりギア４にも慣れてきた今だからこそ流桜を極める良いタイミングなのかもしれない。

常に首輪が爆発しそうな状況であるカイドウ戦になればおそらくルフィは再度覇気の奥義を見せるとは思うが、しかしそれでも疑問が残る。

果たしてギア４と内部破壊の覇気を組み合わせてもカイドウには通用するのか？

答えは決戦の日になるまで分からない……