七武海に代わる政府の"秘策"を分析
作中では今年は世界会議(レヴェリー)の年。
その中で話題になるであろう七武海撤廃について今から分析をしてみる。
・そもそも七武海撤廃案は通るのか?
これはおそらく通るだろうと思う。
クロコダイルとドフラミンゴという二人の七武海が国を乗っ取ろうとした事は各国にとって非常に衝撃的な事件だろう。
政府による信頼があっての七武海制度なのだからそれを二度も悪用されては政府もいい加減黙ってはいないはず。
・藤虎は何を考えている?
さっきは政府の立場からのものであるが藤虎の場合はそもそもなぜ撤廃を推し進めたいのか。
クロコダイルの一件やドフラミンゴのような七武海の黒い噂を知っていたから廃止の方が良いと思っているのだろうか。
しかしそうなると本来の七武海の役目である海賊狩りを誰が代わりにするのか。
海兵は世界徴兵後でも手一杯だろうし、強い賞金稼ぎがゴロゴロいれば話は変わるだろうがそれはほとんど目立たない。
単に七武海を無くしたいというだけじゃイッショウの目標は達成されないだろう。何か代替案でも持っていれば別だが…。
そこで今から自分が思う政府が考える代替案を予想してみる。(イッショウの案は後ほど)
政府としては本来七武海は兵器のような存在でしかない。
そこに感情など必要なくただ政府の言いなりとして活躍すれば政府としては完璧な理想である。
ここでバーソロミュー・くまを思い出してみる。
(実際は違ったが)くまは政府の言いなりとして動くという特徴(評判)を持っていた。
しかし実際は完全なロボット(パシフィスタ)ではないから指令通りに動かなかった。
ではもしこのパシフィスタが今後の展開の伏線の役割を持っていたとしたら…?
2年後のルフィ達には一切歯が立たずかませ犬と化した過去の遺物的な感じがあるが、それでも2年前の大型ルーキーであるルフィ達を苦しめた実績はある。
というわけで察しの通り自分が予想している七武海に代わる政府の"秘策"というのはパシフィスタの事である。
しかしその七武海の代わりとして動くパシフィスタは2年前のバージョンとは大きく異なるのではないか。
推測では現在のルフィ達に軽く一捻りされた後、パシフィスタ完全版が完成したという展開が発生すると見ている。
パワー、スピード、技の威力など全てが旧バージョンより遥かに勝っており、それはまるでナウシカに出てきた巨神兵を思わせるような感じになるのではないか。
ナウシカでは巨神兵は世界を滅亡させたがパシフィスタ完全版(仮)の場合はどうか。
無茶苦茶強くて暴走したらヤバいことになるだろうがシーザーのようなタイプとは真逆と思えるベガパンクが作るだろうからその点は大丈夫かもしれない。
ただ完全に政府の言いなりとして動くという点で何か恐ろしい展開が控えている可能性はある。
例えばルフィ達がワンピースを手に入れた後、政府にとって不都合な何かを阻止すべく空白の100年第二弾を実行しようとパシフィスタ完全版を総動員させて世界をコントロールしようとするとかそういう展開があるかもしれない。
というわけでいかがだっただろうか。
まだ七武海撤廃案の話題が世界会議で出る事すら不明だが、それでも大将であるイッショウが話題に出したぐらいだから今後それが無視される事はないだろう。
ただしイッショウが考える理想的な形でそれが実現するとは限らない。それがポイントになるのではないか。
では(2)でイッショウが理想とする案を考えてみる。