物語の終盤で鍵になるのは「海賊」ではなく「革命軍」?
海賊王を目指しているルフィ。
海軍の英雄であるガープ。
そして革命軍の総司令官として活動しているドラゴン。
こうやって見ると本当に"モンキー・D"の家系は無茶苦茶であるが親子であるルフィとドラゴンの繋がりはかなり薄い。
ドラゴンの方はルフィを認識していたがルフィの方はおそらく顔を見ても全くピンと来ないだろう。
そんな二人だが終盤で顔を合わせた時、そこから一気に物語はクライマックスへと動き出すのかもしれない。
というのも「海賊王」を目指している肝心のルフィは世界について特に何も考えていない。
ロジャーの回想やレイリーの話でひとつなぎの大秘宝は全世界を揺るがすほどの影響があると思われる。
しかし特に何も考えていないルフィがその宝を使って何か大きな決断をしなければならないとなった時、一体どうするのだろう。
そんなルフィに道を示す役割として革命軍が関わって来るのかもしれない。
昔その役目はロビンにあるとぼんやり思っていたがよく考えるとロビン一人には荷が重すぎるだろう。
そもそもロビンは真の歴史を知るのが目標なので革命軍のように何か信念を持っているわけじゃない。(ただし一味離別の2年間で革命軍との交流があったので現在はその影響を受けて何かを持っているかもしれない)
ちなみに思い出すと世界政府はドラゴンが持っている思想を危険視していた。
もしもその思想が"巨大な王国"が持っていた思想に近いものであるのならこの予想は的を射るだろう。
だが最近全く新しい可能性が浮上した気がする。
おでんも言っていた"ジョイボーイ"の存在が革命軍よりも更に重要になるかもしれない。
972話であった「800年の時を───」という部分を考慮した考察に興味があれば(2)を見てほしい。