第1016話考察
ヤマトが仮に仲間にならないのであれば、ワノ国編が終わった後どうするのか?
今回描かれたヤマトの意思と願望を合わせてヤマトが仲間になる根拠はすでに考えた。
その中で死ぬか、仲間になるかの二択しかないかもしれないと言ったがここではそのどちらでもないパターンを考えてみる。
ヤマトは自称おでんであるもののワノ国とは直接関係がないのでルフィ達が出航した後にワノ国に残っても何をするのかという疑問が浮かぶ。
立場上は"カイドウの娘"であるので一般のワノ国の住人はもちろん赤鞘達も戸惑う存在だろう。
モモの助やしのぶが説得すれば赤鞘達には分かってもらえる可能性はあるが、それでも庶民が理解を示すかどうかは怪しいと思う。
それに仮に受け入れられたとしても結局どのような"役職"に就くのかがよく分からない。モモの助と日和のボディーガードとかだろうか?
しかしあれだけ外の世界へ目を向けていたのに最終的に光月家のボディーガードで収まるというのは、自称おでんから随分ダウングレードしている気がしなくもない。
"おでん"として子供達を守る、ということなら一応一貫しているが流石に日和もいたらおでんを名乗ることに限界が来るだろう。(最初にモモの助と対面する時ですらギリギリだったし)
なのでもしかしたらビビのように一時的に一味の仲間として海へ出る、という事で落ち着く可能性はあるかもしれない。
途中で理由あって完全離脱をすれば"〇人目"には当てはまらず2929の件をスルーできるのでこれは実際あり得ると思う。
例えばラフテルの手前の島である水先星島(ロードスター島)で何か重要な事を知り、ワノ国に戻って"やるべき事"が出来たとする。(それが何かは置いておく)
そこでヤマトが「僕が伝えに行くから君達だけでも早くラフテルに行って!」などと言って船から離れれば色々と丸く収まるわけである。
他に考えられる可能性としては途中まではルフィ達について行くが最終的にマルコと共に行動し元白ひげ海賊団の残党の仲間になるというのもあるかもしれない。
ただ先程の"やるべき事"と同じくどのような流れでそうなるのかは想像できない。
それに若干中途半端なポジションなので重要な任務を請け負ってワノ国に戻る方よりも"押しが弱い"気がする。
というわけで話をまとめるとこうなる。
・一味の仲間になる
・一時的に仲間になるが途中でワノ国に戻る
・一時的に仲間になるが途中で別の船に乗る
・ワノ国に残り続ける
・途中で死んでしまう
有力視している順番に並べてみたが2929の件を考慮すると"一時的に仲間になるが途中でワノ国に戻る"が最有力候補になる気がする。
しかしどうにかして2929をクリアできた(もしくは完全無視される)場合だとこのまま素直に仲間になるだろう。
ちなみに今まで取り上げなかったがヤマトが2929として既に当てはまっている説も巷には存在している。
それについてはおまけとして(2)へつづく。