第1016話考察
"10人目"はヤマトで決まりか!?
ヤマトはカイドウを倒した後ルフィと共に海へ出る気満々だと明らかになった今回。
以前からヤマト"10人目"を推していたのでこの展開は個人的には非常に嬉しかったが、しかしあまりにも直球だったので逆にこれもしかして来ない…?と正直思ってしまった。
以前から危惧していた2929の件を抜きにしても不安なことがある。
全員じゃなくとも錦えもん達の誰かがこの討ち入りで死んでもおかしくない流れになって来ているのでヤマトが死なないとは言い切れないと実は最近思っていた。
なので露骨な10人目フラグは逆に死亡率を高めないか心配になったというわけである。
ただしヤマトはワノ国(鬼ヶ島)に残る気は一切ないともこれでハッキリしたので死を回避さえ出来れば一味の仲間入りの期待値は以前よりも格段に高まったと言えるだろう。
極端に言うなら"死"か"仲間入り"かという状況になった感じである。
しかしこれだけの逸材を討ち入り限定で本当に終わらせてしまうのだろうか。
なので死と比べた場合仲間入りの方が期待値は高いと思う。願望を抜きにしてフェアに考えてもこれは間違いない。
というのもヤマトは錦えもん達とは討ち入りでの"立場"が全く違うので死がドラマチックにはならない。カイドウの関係者であっておでんの関係者ではないのでマルコのような助っ人に近い。
そしてONE PIECEの基本であるリアルタイムでは"ほとんど"死なないことを考慮するとヤマトがここで死ぬことはそれほど心配しなくてもいいかもしれない。
おでんの日誌から得た重要な情報も既にモモの助が共有したのでそういう意味で特別な存在じゃなくなったのも大きいだろう。
日誌に「口外しないように」などと指示が残されていなければモモの助も今後普通にその情報をしのぶや赤鞘達と共有するはずなので"知りすぎている"という事でヤマトが仲間にならない可能性も減っていると思う。
強さに関してもジンベエ加入によってパワーバランスは既に大きく変動しているので今更気にする必要はないと思う。それにいざとなれば仲間入りしたら途端に弱体化するアレが働くはずだ。
だがヤマト"10人目"には最大の壁がまだ立ち塞がっている。
一体どうやって"2929"でサニー号の件を突破するのだろうか。
ただこれには一つ裏技があるかもしれない。今回のヤマトの覚悟を見てこれは実際にあり得ると考えを改めた。
この続きは(2)へつづく。