第1018話考察
「太陽の神ニカ」の正体とは「パート2」
パート1でニカの正体が初代ジョイボーイではないかと予想したのでここでは別の可能性を考えてみる。
ジョイボーイではないが人を笑わせ苦悩から解放してくれる存在なので、最低でもジョイボーイの知り合いの可能性はあるだろう。
例えばルフィには"兄弟"がいるのでそのような関係とも考えられる。
ただし現在の状況と比較するとニカがルフィでジョイボーイはサボという事になるので正直違和感があるのは拭えない。(逆のパターンでも同じ)
なので"初代ジョイボーイ"じゃないだけで二代目ジョイボーイのような可能性も考えられる。
例えば初代ジョイボーイが月の神だとすればルフィの"D"とも一致しそうなのでパート1で取り上げた問題もカバーできる事になる。
初代ジョイボーイが空白の100年にいた存在だとすればニカは空白の100年以降の存在で、この場合天竜人に捕まっていた奴隷達を助け出した功績によってその伝説が一部の間で長く伝わっていたと解釈できそうである。そういう意味ではフィッシャー・タイガーに近いと言えそうだ。
これならジンベエが何か知ってそうな事も説明できそうだし、そもそも空白の100年頃の人物であれば看守が知っていたのが妙なので色々と上手く説明できる気がする。
ただし空白の100年頃の人物だとしてもその看守が"普通の看守"じゃなければその点は問題がないと思うのでこれについては後日別の考察で取り上げます。ジンベエがその伝説を知っている(かもしれない)経緯とも繋がっている予感がしている。
ただ空白の100年と関係がないのであればニカが"ジョイボーイ"である必要もない気がするので、二代目などでもなくそのままニカは"太陽の神ニカ"という事も考えられる。(つまり新キャラ)
これならCP0が機密情報扱いしつつも政府に害はないと判断していた点が初代ジョイボーイ説より説得力があるとも取れるだろう。
ちなみに"太陽の神"という事でシャンディアとの関係が巷で注目されている。
シルエットであるがニカの雰囲気はシャンディアの戦士っぽい感じがするので実際繋がりがあっても不思議ではない。
ただし看守がニカの伝説を具体的に知っていたのに対し、シャンディアの人々は巨大な蛇をカシ神様として崇めていたのでその点のギャップが気になる。
それにニカの背中には羽がないので"太陽の神"という部分はただの偶然の一致でシャンディアとは直接関係がないとしても問題はないと思う。
とはいえシャンディアはポーネグリフを太古の昔から守り通してきたので直接じゃなくても関係がある可能性は充分考えられる。
ただしその場合ニカの伝説が具体的に伝わっていなかった理由は"空白の100年誕生の秘密"(記憶消去説)と関係している気がするので、結局ニカは空白の100年頃の人物だと考えた方が話は分かりやすくなるだろう。
そしてシャンディアとの繋がりといえばニカとルフィの興味深い繋がりも指摘されている。
おまけとして(2)へつづく。