第1023話考察
「神の国」の謎に迫る
現在マリージョアには天竜人が住んでいるが太古の昔レッドラインには神の国が存在したらしい。
キングの種族が大昔そこに住んでいたという情報も前回あったのでルナーリア族と深い繋がりがあるのは間違いないだろう。
というわけでルナーリア族と"月の人"との繋がりの考察の中で挙げた仮説も考慮して神の国について考えてみる。
ルナーリア族の国というのが答えとして一番分かりやすいがそれは半分正しい感じかもしれない。
ルナーリア族の国もあったもしくはルナーリア族も住んでいたが正確だと予想している。
ルナーリア族が"月の人"とレッドラインにいた"地上の民"とのハーフ説が正しいと仮定すると「神の国」のベースを創ったのは月の人が有力に思えてくる。
ルナ族(仮)が月を離れ地上のレッドラインに来た時そこには人体から火を起こす事ができるリア族(仮)がいた───というのが始まりだろうか。
そして"月の人"にも二種類いた説が正しいなら"裏側の民"(ルナーリア族)が地上に来た時レッドラインにそのまま神の国を創ったと考えることができる。
ただ"表側の民"がレッドラインには一切関わらなかったとは限らないのでこの説でもレッドラインにはルナーリア族の国"も"あったが正しいことになるかもしれない。
ところでずっと昔から疑問だったのだがマリージョア以外のレッドラインはどのような状況なのだろうか?
世界を二分するほどの広大な土地があるので広範囲に天竜人もしくは貴族が住んでいても不思議ではないと思うが、仮にマリージョアにしか住んでいない場合そこにはどのような理由があるのだろうか。
これについては後日改めて考えるとして、もしも太古の昔のレッドラインには広範囲に人が住んでいた場合クローバー博士が言っていた巨大な王国はこの「神の国」を指していると考えることが出来る。
昔から予想している仮説とは食い違うことになるが、レッドラインには謎が多いのでこれも充分有力視できると思う。
少なくともレッドラインにあった神の国もどのような形であれ月の民が関わっている可能性が高いのは間違いないだろう。
キングがなぜ百獣海賊団にいるのかその経緯が明らかになれば答えに近づくと思うが、敵の幹部が物語の重要な謎と直接関わっている事は初めてなので簡単には明らかにならない気がする。
果たしてキングの正体はダースベイダーなのかそれともメガトロンなのか、それとも全く別の何かなのか、明らかになる日が楽しみである。