第1031話考察
サンジについての考察補足


前の考察でその場には芸者とサンジの他に敵がいた可能性を考慮したが、なぜ敵を倒したにも関わらず芸者が血を流し吹き飛んでいたのかその状況がよく分からなかった。

しかしウォーターセブンでのやり取りがこの状況と似ているかもしれないと気づいた。

ルフィの発言を聞いて"頭に血が上った"サンジはナミがいる方向も考えず思いっきりルフィを蹴り飛ばしたことがあった。

もしかしたらそこで起きた出来事はそういう意味で似ていたのかもしれない。

彼方まで敵を吹き飛ばした時の衝撃で芸者まで少し吹き飛んだのか(血は敵のもの?)、それともサンジが吹き飛ばした敵に少しぶつかり怪我をしたのか、までは分からないがこれなら前の考察では浮かばなかった状況が説明できそうである。

話は変わって感想の中で指摘しなかったサンジの"変化"が一つあったかもしれない。

クイーンの反応をそのまま受け取るとサンジはレイドスーツなしで姿を消せるようになった…?

そんなことは他のヴィンスモーク兄弟達ですら無理だったはずだが、これは本当にそういう事なのだろうか。

強化された身体能力によって超スピードで動きクイーンが姿を捉えられなかっただけだと当初は思ったが、四皇の幹部が相手のただの素早い動きを全く捉えられないというのも妙なのでこれは本当にそういう事なのかもしれない。

それに超スピードで動いただけならクイーンが反応する"間"があったのも変なので、正直強化され過ぎな気もするがサンジは透明化する能力をおそらく手に入れたのだろう。まあこの真相は次回にでもすぐ明らかになるかもしれない。

というわけでルフィの覇王色の覚醒をキッカケに一気に味方勢のパワーアップラッシュが続いているが、そういえば一味の"翼"を担うもう一人の方はどうなるのだろうか?

その予想は次の考察へつづく。