第1034話考察
シリュウがスケスケの実の能力者になった理由はゾロのミホーク越えの為?


スケスケの実の能力者になったシリュウは1034話の内容とは一切関係ないが、しかしサンジがクイーンのステルスを見破った理由見聞色にあるのならメタ的な意味でなぜシリュウがスケスケの実の能力者になったのか見えてくる気がする。

なぜゾロの将来の強敵候補であるシリュウがその能力を得たのかこの事が明らかになった時から最近まで不思議に思っていた。

サンジならともかくゾロの相手としてはミスマッチではないかと感じていたわけであるが、しかし今行われているキング戦では得られない何かをシリュウ戦で得られるのだとしたら相手がスケスケの実の能力者というのはむしろ納得できるかもしれない。

(今のところ)キング戦で得られたものは覇王色の解放による剛の力だけなのでこのままの流れで戦いが進めば見聞色(洞察力)の力が特に引き出されることはないだろう。

ちなみにルフィはカタクリ戦で見聞色は鍛えられているので覇気のバランスは取れている。

サンジは元々見聞色が得意なので肉体強化によって二人と違い覇王色がなくても攻守のバランスは取らることとなった。

つまりゾロだけ二人よりも見聞色が疎かになっている可能性があるのでシリュウ戦で補われるというわけである。

覇気のバランスが不完全な状態でミホークを越え世界一の大剣豪になれるとは思えないので、ミホークがゾロのラスボスだとしたらその前のボスが剣豪でもあるスケスケの実の能力者のシリュウというのはむしろ完璧な相手とすら言えるかもしれない。

ただしキング戦の終盤でMr.1の時と似たようなイベントが待っているのであれば見聞色の向上にシリュウは必要ない可能性はある。

刀の気配を察知したり相手の呼吸を読むというのはむしろ見聞色っぽい力なのでそのような要素がキング攻略に必要なのであればシリュウ戦を待たずしてゾロは見聞色もここで開花するかもしれないわけである。

その場合シリュウは魚人島のヒョウゾウのようにあっと言う間にぶった斬られて役目を終えることになるかもしれない。覇王色と見聞色が開花したゾロのかませ犬として。

元々シリュウは何となくの流れで黒ひげ海賊団に入ったのでそういう形で終わってもあまり違和感はないと思う。

サンジがどうやってクイーンのステルスを見破ったのかそこから話を広げてみたが、その真相がどうであれゾロの見聞色がレベルアップする必要はあると思うので覇王色が目覚めたゾロのキング戦での次の注目ポイントはそこかもしれない。