第958話考察
連絡が取れない一味は現在何をしているのか?
既に4000人の侍、そしてルフィ達は一体どうなった!?という考察をしているが今回は一味の立場を中心に考えてみる。
錦えもんはルフィにだけ応答を求めたように見えるがおそらく「ルフィ殿」の中に他の一味のメンバーも含まれていると思われる。
一味は別行動が多かったので若干紛らわしいがこの段階まで来ると流石にまとまっているはずだ。
だとすると全員揃っている一味が昨夜のオロチの奇襲で一網打尽にされたとはルフィ単独よりもさらに考えにくい。
なのでこの条件を考慮すると内通者のあぶり出しの為に錦えもん達にドッキリを仕掛けている線は一層濃厚になるだろう。
ルフィ達を中心に考えた場合ローがその鍵になると考える。
ドレークから聞いた陰謀論はまさにこの内部に潜むスパイを指していたことになる。陰謀という言葉もピッタリ当てはまる。
海兵のドレークからすれば今は一人でも味方を増やしたいところなのでローを助けそのような情報を教えたというわけである。
しかしあっと驚く展開が用意されていると考えれば4000人の侍も一味も本当に全員一網打尽された可能性はある。
普通の奇襲なら余裕で対処できるだろうが敵側には疫災弾などの兵器があるのでそれを使われていれば奇襲と合わせやられた事は充分考えられる。
本当にありえるなら睡眠弾あたりだろうか。眠っていたところを捕まえられ現在どこかに連れていかれているということになる。
その場合その窮地を助けるのがローという感じになるかもしれない。大穴でキッドとキラー。
ちなみにネコマムシが間に合わなかったというのが鍵になるのならむしろ昨夜到着しておりオロチ側に潜んでいた傳ジローの情報(内通者がいるという話)を信用していいと判断した人物になる予感がする。
つまり錦えもん達にドッキリ実行を行う決断をした人物がネコマムシというわけである。
ポッと出の傳ジローの話を信用して中心にいる錦えもん達を騙そうなどと皆が簡単に賛成するとは思えないというのがこの説の根拠としてある。
ただ赤鞘のメンバーといえどミンク族を侍達が簡単に信用するのかという問題もあるがそこは兎丼で人気を得たルフィがフォローすれば一応大丈夫かもしれない。
このような可能性以外にも考えようと思えば色々あるだろうが、しかし一味が現在まで交戦中で錦えもん達と連絡を取る余裕すらないというのはどうも考えづらいので大まかに考えるとドッキリか(兵器を使われ寝てしまった隙に)捕まったの二択しかないように思う。
流桜を順調に習得していったルフィと伝説の刀閻魔を手にしたゾロがいる状況でオロチの奇襲部隊相手に長期戦になるようじゃとても海賊王とそのクルー達にはなれないと思うのでこの判断は間違っていないと思う。(間違っていたらその時はその時)
ちなみにドッキリだった場合第三幕が始まってすぐに事態が好転することになるので、本当に捕らえられてしまった線は充分考えられると思う。
ルフィ達の出番を長く引っ張るとは思えないのでこの真相が明らかになる時はすぐそこだろう。