第960話考察
傳ジローの正体とは
コウシロウの親戚がゾロと関わりを持つという予想を結構前から立てていた。
そして明らかになった傳ジローの姿はコウシロウを思わせるものであった。
というかこれだけ似ていれば傳ジローはコウシロウ本人じゃないのかとも思えそうだがSBSや本誌で仄めかされていた情報を元に考えればその可能性はほとんど0%である。
コウシロウの父親だと思われる人物がワノ国を離れたのは50年以上前でコウシロウの年齢は51歳。
この回想の舞台は41年前なのでコウシロウ本人だとすれば無理があるわけである。
ちなみにコウシロウと年齢が近い部分に注目して考えると傳ジローはコウシロウの従兄のような気がする。
スコッパー・ギャバンっぽい見た目も気になるがおそらく何となく似てるだけであろう。男キャラもついに似てきたというわけである。
ロジャー海賊団の中でおでんより立場が上っぽくなるので違和感があるし記憶喪失とかで何とか説明は……相当厳しいだろう。
そして狂死郎の可能性だが感覚的にはスコッパー・ギャバンよりちょっと高いぐらいの確率でしかありえないと思う。一言でいえば全然似ていない。
常にサングラスをかけていれば疑いの余地もあっただろうが初登場回でさっそく素顔を見せているので怪しさは0である。
ただし以前鎌ぞう的な感じで実は傳ジロー説を考えてみたようにまだなくはない。
しかしキラーの場合は元々素顔は分からなかった状態からの変化なので実際のところどこまで変わったのかは実はハッキリしていない。
ギャグ(デュバル、CPのラーメン)や歳を取ったことを大袈裟に表現(お鶴、しのぶ、老人になると極端に背が縮む)などの例を抜いて考えるとシリアスな展開でこの大変貌はちょっと厳しいように思えるが果たして。
まとめるとこんな感じである。(当社比)
コウシロウの親戚(従兄?):90%
コウシロウとは無関係の新キャラ:8.89%
狂死郎:1%
スコッパー・ギャバン:0.1%
コウシロウ:0.01%
ちなみにコウシロウとは無関係の新キャラの率はもっと高くてもよさそうに思えるがだとしたらなぜ似たような雰囲気で描かれたのかという疑問が挙がることへの判断で抑えられています。
女キャラの場合は昔からなのでいつもの事で話は終わるが男キャラの場合は珍しいしさらにコウシロウとワノ国との繋がりを考慮すると特に違和感がある。
それにせっかくSBSだけじゃなく本編でもコウシロウの先祖らしき人物の名と経歴が明らかになったのだから小ネタ的な感じでコウシロウと繋がりを持たせてもいいじゃないという期待を込めた判断で親戚説が強くプッシュされている。
なのでこの予想が正しくてもおそらく本編ではコウシロウとの繋がりはさほど重要に扱われないと見ている。
というか全く触れられずSBSで答えが明らかになるパターンも考えられる。
というわけで丁寧に傳ジローの正体について取り上げていたら思った以上に長くなってしまったが話はここからである。
傳ジローの正体が狂死郎じゃないとするとこの先どのような展開が見えてくるのか。
丑三つ小僧とも関連させたその予想については次の考察へつづく。