第963話
イヌアラシとネコマムシが言った「世界には5こ以上の島がある」というのは本当にただのギャグなのか?


小さい頃の二人の無知さを描いているだけでそこに深い意味は何もないとは思うが、しかし実はそこに非常に重要な複線が込められているとしたらどうか。

以前モモの助がさり気なく言ったロジャーに会ったことがあるというのもただの戯言ではなく蓋を開けてみるとタイムトラベルの複線だったのでちょっとしたところに大きなヒントが隠されている可能性は実際にあるわけである。

しかし世界には5こ以上の島の場合は本当にただのギャグの意味しかないように思える。そこから何を見出せるのか。

だがもしも二人の話がたとえば大昔からミンク族に伝わっている「世界の真実の姿」と関係していると仮定したら非常に興味深いものになる。

このサイトでは空白の100年以前はグランドラインレッドラインは現在の形では存在せずグランドラインの島々は一つにまとまっていた("巨大な王国"として)という仮説を立てている。

参照:"ひとつなぎの大秘宝"の正体とは(1) (2)

たとえば当時は4つの海の概念は存在せず大きな5つの大陸が知られていたとすれば、イヌネコはそのことを勘違いしたと解釈することができる。

ミンク族の大人達は島の数が無数にあることは当然知っているはずなのでイヌネコはミンク族に伝わる神話(昔ばなし)を現在でも当てはまると勘違いしたというわけである。

それがその「世界には5こ以上の島がある」に隠された真の意味かもしれない。

というわけで深い意味0のただの子供の勘違いを実は世界の重要な秘密を示している伏線と壮大に解釈してみたが何度も言うようにただのギャグの意味しかないのが有力だとは思う。

しかしモモの助のこともあり可能性は0%じゃないと思うのでこの説は忘れずに覚えておきます。

ただ巨大な王国の真実については最近新たな仮説が浮かんでいるので今回の説の根拠になっている部分すら間違っている可能性がある。

それについては後日公開予定の考察へつづく…