第967話考察
「ラフテル」の名付け親はロジャーだった…!!
ジョイボーイは何を残しそしてなぜロジャーは笑ったのか
ジョイボーイが残した"莫大な宝"を知りロジャーは笑った。
一体なぜ笑ったのか、ひと繋ぎの大秘宝とは一体何なのか、ジョイボーイは何を仕掛けたのか、具体的なことは何も明らかにならなかったが今回の描写から様々なことを推測することができるので早速見て行こう。
まず笑いに関してだがロジャーだけじゃなく一同の反応を見ても良い意味を感じ取ることができる。
どうしようもないことに直面すると逆に大笑いするという事があるがこれは明らかにそのような雰囲気ではない。
肩を組みクロッカスは手を挙げて笑っているので喜びの意味で笑いそして泣いているのだろう。
ちなみにラフテル(Laugh Tale)の名はロジャーが付けたという推測はラフテルのスペルが明らかになった時から唱えられたが誰が名付けていようと一体何がおかしいのかという事で個人的には戸惑った記憶がある。
しかしロジャー海賊団の反応から推測するとほぼ間違いなくこれはハッピーエンドに向けての複線であろう。
過去の歴史を知ったという事は間違いなく悲劇も知ったはずだがそれを凌駕するほどの何か、たとえば未来への希望がひと繋ぎの大秘宝には含まれていたのだろうか。
以前からひと繋ぎの大秘宝の正体は天地創造の力だと推測しているが単純に地殻や海流や気候を操作できるだけで大喜びするとは思えないのでもっと何かがそこにはありそうである。
結構前にひと繋ぎの大秘宝の正体の第二候補としてアカシックレコード説(シャーマンキングの"グレートスピリッツ"に近い説)を考えたこともあったが近いのはむしろ本当にこっちの方かもしれない。
実際その説の方が古代兵器とひと繋ぎの大秘宝は別々の意味で存在することになるのでその点説得力があった。それにブルックが一度行っている黄泉の国とも繋がる。
しかし和月組として両作者に共通点があるとはいえそこまでシャーマンキングっぽくなるのか疑問だったので、というかこっちの説は全然話題にならなかったのでバージョンアップ版として予想したもののその後あまり強く推さなかったのだがいよいよ状況は変わったのかもしれない。
ただしその説は今回明らかになったジョイボーイが残したものという部分が最大の問題としてある。
アカシックレコードだと自然界に存在する宇宙的なものなので誰かが作れるようなものとは違う。
つまり"ひと繋ぎの大秘宝"の正体についてはここまで来てもまだまだどうなるか分からないわけである。
しかしこうなってくると結構前から予想していたある仮説は本当に的を射ている可能性がある。
笑わずにはいられなかった理由は宝の正体よりむしろこっちの方が強いかもしれない。
それは運命をコントロールする力を古代人が持っていた可能性。
つまりラフテルで過去だけじゃなくジョイボーイが"仕掛けた"この先起きる未来までも知ったのでロジャー達は大笑いしたというわけである───
というわけで話をまとめてみる。
・ラフテル(Laugh Tale)はロジャーが名付けた
・"笑い話"という事で名付けたが"歓喜"としての意味が強い可能性が高い
・ひと繋ぎの大秘宝の正体は古代兵器の力を組み合わせた単純な天地創造の力ではないかもしれない
・ジョイボーイによって"遠い未来"の運命が操作された可能性は実際に信憑性を帯びてきた(気がする)
ちなみに現在ネタのストックが年末に言ってた以上に溜まっており今後も充実した考察を予定しておりますのでお見逃しなく。(連載分の考察以外が多いのが特徴)