第983話
飛び六胞、すでに崩壊の危機!?


977話で全員集合した飛び六胞への期待を煽り978話で堂々の登場を果たした飛び六胞。

しかしあれからたった5話でもう崩壊の兆しが見えてきた気がする。

最も個性的だったうるティはヤマトによって瞬殺。

初登場時は厳つい雰囲気だったがうるティの弟になった瞬間から覇気が無くなったページワンは素のルフィに軽くあしらわれた。

(感想の中でも言ったがここからの挽回は相当厳しいだろう)

そして強者っぽい雰囲気を出していたササキはあっという間に傳ジローに捕まった。

ドレークはそもそも海軍のスパイなのでノーカン。

残すはブラックマリアフーズ・フーであるが、フーズ・フーは大看板の座を狙っているので下克上が成功すれば飛び六胞ではなくなる。

そして失敗すればおそらくクイーンに叩きのめされるのでこの場合でも飛び六胞ではいられなくなるかもしれない。つまりどの道これから飛び六胞の座から離れる可能性が高い。

という事はブラックマリアだけが現在一人手堅いポジションにいることになるが、そう考えると前回の考察のブラックマリアスパイ説は本当にあるかもしれないと思えてくる。

一人だけカイドウのそばにいて立場的に安定しているのは今現在の飛び六胞の中で浮いているというのが新たな根拠になるわけである。

まあブラックマリアに裏があるかどうかはともかく、あれだけ強者感を出して登場した飛び六胞があっという間に崩壊しそうになっているのは確かであろう。

しかし古代種の生命力は特に強いだろうからうるティもページワンもあっという間に復活する可能性はある。

ただその時は飛び六胞の立場というよりなぜカイドウにこの姉弟がついて行く事になったのかという過去の秘密がポイントになるかもしれない。(期待も込めての予想)